おはようございます、ガンバリーマンです。
昨日の10/1に30周年を迎えたガンバ大阪。
新たなクラブコンセプトやエンブレムを発表したりと、歴史あるガンバも30周年をきっかけに更なる飛躍を遂げるために大きく変化しようとしています。
いちサポーターとしては、とにかく強いガンバ、殴り合いで勝ち続けるガンバの姿が観られたらなんでもいいです。笑
そのための変革と受け入れ、応援し続けるのみです。
そして”30周年記念マッチ”と称された今節は、ガンバの新たな門出を祝うためにも必ず勝利で飾りたいと誰しもが願って迎えました。
そんな一戦を振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
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セットプレーで2試合連続得点も、あまりにも傷が深すぎた…
試合結果&スタッツ
試合結果 @パナソニックスタジアム吹田
G大阪 1-5 C札幌
0 前半 3
1 後半 2
得点者:[G大阪]パトリック 65′
[C札幌]駒井善成 5′, ルーカスフェルナンデス 32′, 高嶺朋樹 40′
金子拓郎 47′, ドウグラスオリヴェイラ 88′
試合スタッツ
G大阪 | C札幌 | |
---|---|---|
50% | ボール支配率 | 50% |
13 | シュート | 20 |
1 | オフサイド | 0 |
13 | FK | 12 |
3 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
Y:0 , R:0 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
46’ 奥野耕平⇒山本悠樹(G大阪)
46’ チュセジョン⇒塚元大(G大阪)
46’ 柳澤亘⇒高尾瑠(G大阪)
64’ ミラントゥチッチ⇒ドウグラスオリヴェイラ(C札幌)
78’ 小柏剛⇒ジェイ(C札幌)
78’ 金子拓郎⇒柳貴博(C札幌)
79’ 宇佐美貴史⇒矢島慎也(G大阪)
79’ 井手口陽介⇒倉田秋(G大阪)
89’ 青木亮太⇒小野伸二(C札幌)
89’ 駒井善成⇒岡村大八(C札幌)
ポジティブトピック 3つ
①絶望的状況の中でも、前を向き流れを作った山本!
前半に3失点。
そして奇跡の反撃のために、3人交代で仕切り直した後半開始直後の1失点で30周年記念マッチでの勝利は絶望的状況になってしまいました。
そんな中でも、後半頭から投入された山本はこの日のガンバで最も輝いていました。
前半、ビルドアップなどで個人に起因する大きなミスからの失点が重なり、ガンバの選手たちの闘志が消えかかって運動量が落ちている中でも、山本一人は積極的に前を向き前線にパスを供給し続けました。
前線から激しくプレスにくるC札幌を山本は得意の小さなターンでうまくかわし、空いたスペースにパトリックを走らせるボールを出したり、フリーの宇佐美やシウバへサイドチェンジ気味の相手の裏を取ったボールを出したりとそれまでなかった攻撃を構築してくれました。
またセカンドボールを拾い二次攻撃に繋げたり、隙あらば前線に顔をだしビルドアップの抜け口となったりとまさにガンバの攻撃の中心にいました。
ここ2試合、好調のセジョン&奥野のコンビの出来が今節はあまり良くなかっただけに、後半の山本の躍動は目立ちました。
なかなかボランチの圧倒的レギュラーが決まらない今シーズンのガンバですが、今日のような状況だと山本がそのポジションに入ってくれそうですね。
②2試合連続でセットプレーからの得点!飛び道具があれば今後の苦しい試合でも武器になる!
前線から激しくプレスをかけてくるC札幌相手になかなかボールを前に運べず、逆にミスで大ピンチを招いてしまう展開が続きました。
後半直後には0-4と絶望的な状況でも、山本を中心にやっと攻められるようになりましたが流れの中での得点には至らず。
そんな中でも後半20分、宇佐美のFKからパトリックのヘディングで意地の一点を返しました。
前節の柏戦でもセットプレーから2得点だったので、2試合連続のセットプレーからの得点でしたね。
今節はすでに4失点していたのでこの1点も焼け石に水でしたが、劣勢の中でもセットプレーから得点できる力はこれからの残留争いの中でも大きな武器になるのではないでしょうか。
”どんなに苦しい状況でも、セットプレーという飛び道具で一撃必殺をブチかませる!”
それだけで常に希望を持って戦えます。
③5失点目の判断ミスはあったものの 最低3つはスーパーセーブを魅せた東口!
試合を通して5失点と今シーズン最大失点で悔しい敗戦となった今節でしたが、正直もっと失点してもおかしくないほど攻め込まれました。
5失点で済んだのは、やはり守護神東口のスーパーセーブが何度もあったからです。
それ以外のシュートストップに関してはまさに圧巻で、これまで長きに渡りガンバを救ってきてくれた力を魅せてくれました。
正直5失点目を招いた判断ミスは東口らしくないプレーでしたが、自分ではどうしようもできない4失点している状況で集中力が切れてしまうのもしょうがないかもしれません。
あれだけ守備陣の軽率なプレーが続くと、流石の東口でも救いきるのは難しいですね。
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 山本悠樹選手 です!
試合を通して相手のハイプレスをうまくかわせず、しまいには致命的なミスが度々出てしまうような状態の中でも、後半から投入された山本は一人で局面を打開するように前を向き、前線へと効果的なボールを供給し続けました。
それだけでなく、セカンドボールを拾ったり、タイミングをみて左サイドの前線に顔を出したりとなんとか一矢報いてやろうという姿勢が伝わってきました。
今シーズンの途中まで本来のプレーのクオリティが出せていなかった印象ですが、最近はいい時の山本が戻ってきていますね。
残留争い圏内のチームが軒並み勝ち点を積み上げた今節ですが、まだまだシーズンは残っています。
その中で山本がガンバの中心となって早めに残留を決める&天皇杯を獲ることを達成してもらえたらと思います。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの山本悠樹選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
らしくない判断ミスはありましたが、やはり神セーブは健在。ただあそこまで守備陣が不甲斐ないと流石にヒガシでも救いきれない。
藤春廣輝
オーバーラップしてもシウバからボールが出てこず気の毒。守備時の対応は珍しく軽率になり2失点目を献上してしまいました。
キムヨングォン
ビルドアップで失点につながるミス、ゴール前の守備も軽くこちらも失点に。残念ながら今日は頼りになるヨングォンさんではなかったです。
菅沼駿哉
主に左サイドから崩されることが多かったので、そういう意味では悪くなかったのか?ただ3失点目のミドルは体を張ってブロックして欲しかった。
柳澤亘
右SHの井手口が自由に動く分、ほぼ一人で右サイドの守備をカバー。札幌のストロングは反対サイドのため、こちらはなんとか耐えた。
奥野耕平
ここ2試合の活躍は微塵も見えなかった。ビルドアップで完全に狙い所にされ、何度もボールを失い大ピンチの起点になってしまった。
チュセジョン
例になく前線の動きが少ない分強みの正確なフィードは出せず。それだけでなくビルドアップ時にやはり軽率なパスミスが多く、ピンチを招く。
ウェリントンシウバ
どんなに悪い展開でもシウバ一人で状況を打開できるドリブルは本当に頼りになる。頑なに藤春にボールを出さないところは正直直して欲しい。笑
井手口陽介
前半は慣れない右SHで起用され気の毒やった。後半からボランチに移り、ガンバの中でもボールを奪いにいく強度が高かった。
宇佐美貴史
ハイプレスをかわせず、ボールが前線まで運ばれなかったのでそれに伴ってチャンスメイクすることができず。ただそんな中でも前節のように前線からの守備意識をしっかり持っていたように感じた。
パトリック
いつもの苦し紛れのロングボールに対しても競り勝ってくれるのに、セカンドボールを拾えないのは本当に申し訳ない。意地の1点をありがとう。
高尾瑠
山本の次に前への推進力を出してくれていた。それだけに決定機のシーンでは決めきってほしかった…。
塚元大
なんとか強気にシュートまで持っていこうとする気持ちは見えた。ただ気持ちにプレーがついて来ず、少し空回りしているようにも。次に期待。
矢島慎也
投入時点で試合が決まっており、ガンバの選手たちの気持ちも切れていたので良さ出せず。
倉田秋
持ち前のハードワークでなんとか少しでも追加点を取ろうとする姿勢は見えた。
まとめ:チーム状況は本当に悪い。ただまずは残留を決めて踏みとどまろう。
30周年記念マッチという大事な試合で、今シーズン最多失点で敗れてしまうところは本当にショックでした。
今シーズンから毎試合レビューを書くようになって、あまりにも苦しい試合が続きネガティブな記事ばかりだったので、途中からポジティブなことしか書かないように方向転換しました。
それでもこれだけ悪い状態が続くと、ポジティブレビューを書くのもなかなか難しいですね。笑
ただ、今シーズン終わったわけでも、ましてや降格が決まったわけでもありません。
そして幸いに、まだ天皇杯というタイトルを獲れるチャンスもあります。
サポによっては天皇杯はもういいから、とにかく残留のためのリーグ戦だけに集中してくれと思っている方も多いかもしれません。
ただ、僕はやっぱりガンバにはタイトルと獲って欲しいし、もちろん残留もして欲しい。
今のチーム状況からすれば欲張りな願望かもしれませんが、僕はガンバの選手たちであれば両方達成できると信じています。
そして実際に達成できれば、それをきっかけに新エンブレムで迎える来シーズン以降はチーム状況が上向くと思います。
なかなか苦しい状況が続く今シーズンですが、選手/スタッフ/サポーターが一丸となって、最後まで諦めず戦い抜きましょう!
今日はここまで!
今日の独り言
新エンブレムの第一印象は”えっ、ほんまにこれ?”と正直思ってしまったけど、見れば見るほどかっこよく思えてくる不思議なデザイン。でもほんまにかっこよく見えるんは、このエンブレムをつけてるチームが強いときやな。