おはようございます、ガンバリーマンです。
2020年4月のコロナ禍で、現在や将来のためにお金の勉強を始めました。
そんな僕が辿りついた、幸せになるための一つの答え”小さな暮らし”について紹介したいと思います。
幸せになるための 小さな暮らし
小さな暮らしとは、満足度を下げずに最低限の支出で暮らすこと。
つまり、 小さな暮らし とは 満足度は下げずに支出だけを下げていくこと です。
支出が下がると生活は質素になり、満足度は下がってしまうんじゃないの…?
僕も初めはそんな風に思っていました。でも実際に小さな暮らしを少しずつ実践していくと、以前よりもむしろ満足度が高くなっているとさえ感じるようになりました。
お金をかけたらかけた分だけ、満足いく暮らしができる
自分にとって価値あるモノにだけお金をかけると、満足いく暮らしができる
ここ大事なんで覚えておいてください。
小さな暮らしをオススメする理由 4選
小さな暮らしをオススメする理由は、ザっと4つあります。それぞれについて詳しく説明していきますね。
- 誰でも実践できる
- お金の不安を解消するための大きな助けになる
- FIRE達成が一気に近づく
- 他人に惑わされず、自分のものさしで価値があるかどうかを見極められるようになる
理由①誰でも実践できる
小さな暮らし(=満足度を下げずに、支出だけを減らす)というのは、少し行動すれば誰でも実践できます。
例えば、
- サラリーマンが毎月の給料を3万円UPする
- 副業で来月から3万円稼ぐ
- 資産運用で今月すぐに3万円の利益を得る
をそれぞれ実践しようとしても、
すぐ給料UPするには、残業を増やすくらいしかない。
⇒ 時間と労力がかかり、継続が難しい
副業はその内容にもよるが、一般的にハードルが高い
⇒ すぐに結果をだしにくく、特に最初に膨大な労力が必要
資産運用にはリスクが伴う
⇒ 資産運用ですぐに確実な利益を出す方法は基本的にない
といったように、だれでも簡単に継続して結果を出せるものではありません。
しかし、毎月の支出を下げるというのは、少し行動すればだれでもすぐに結果を出せ、しかも継続することも簡単です。
小さな暮らしの詳しい実践ステップについては、後述します。
理由②お金の不安を解消するための大きな助けになる
現在や将来そして老後において、お金に関する漠然とした不安を抱えているひとは多いと思います。
そしてかつての自分がそうであったように、とにかく収入を増やすこと(働いて稼ぐorお金に働いてもらう)ができれば、その不安は消えると思っていました。
ただ一体いくら稼げば不安はなくなるのでしょうか。手取りで月30万円?50万円?それとも月100万円でしょうか?
結論を言うと、稼ぎ(=収入)がいくら増えてもそれだけではお金の不安は消えません。
その理由は、収入が増えれば基本的に生活レベルも上がってしまい支出も増えるからです。
つまり、稼ぎが増えても使う分も同じように増えてしまい、思ったより手元には残らないということです。
そうなってしまっては、いつまでたっても不安は消えません。
その点、小さな暮らしを実践していくと
- 毎月あるいは毎年の自分の生活費が最低限どれくらいかわかるようになる
=なにかあったときに必要な費用が計算できるので、対策を立てられる - 生活費は増やさず一定なので、稼ぎが増えた分だけ貯蓄や投資にまわすことが出来る
=資産形成が加速しやすい
といったメリットがあり、お金の不安を消すには効果絶大です。
実際に小さな暮らしを実践していく中で、僕もお金の不安はなくなりました。
理由③FIRE達成が一気に近づく
小さな暮らしを実践すれば、単純に毎月の支出が小さくなるので、資産を貯めるスピードが加速します。
つまり、毎月の収入のうち貯蓄や投資にまわすお金を増やせますし、理由②の説明でも触れたとおり収入が増えた分も丸ごと資産形成につなげられます。
さらに、毎月の支出が小さくなる=FIREの目標資産も大幅に下がる ということなので、小さな暮らしはFIRE達成のための近道と言えますね。
ひと月の支出額 | 年間の支出額 | FIRE達成目安金額 |
---|---|---|
15万円 | 180万円 | 約4500万円 |
20万円 | 240万円 | 約6000万円 |
25万円 | 300万円 | 約7500万円 |
30万円 | 360万円 | 約9000万円 |
35万円 | 420万円 | 約1億500万円 |
FIRE(Financial independence, Retirement Early)のことをまだ知らない人は以下の記事をご覧ください。
- FIRE達成までのスピードが加速する
- FIRE達成のゴール自体が近づく
という、ダブルで嬉しい”小さな暮らし”は最強ですね。
理由④他人に惑わされず、自分のものさしで価値があるかどうかを見極められるようになる
こちらが、僕が小さな暮らしをオススメする一番の理由です。
小さな暮らしとは、自分に本当に必要なものは何かを見極めていく作業の積み重ねです。
モノを価格ではなく、価値で考える。
他人からの影響ではなく、自分のものさしを持って、自分にとって価値があるかどうかを見極める。ということが出来るようになります。
100均で価格が安いものだから…
みんなが買っているから…
という風に、自分にとって価値があるかどうか見極めずに買うのはNGです。
自分にとって価格以上の価値がないものであるなら、たとえ1円たりとも払わないということが大切です。
逆に自分にとって価値のあるものならば、数万~数十万円以上でも払うということも同じように重要です。
- 家事に割く時間を減らし、家族と過ごす時間を作れるので、20万円超の乾燥機付きドラム式洗濯機を買った。
- 駅へのアクセスや買い物等の日々の利便性向上のため、家賃月1.8万円の社宅 → 家賃補助込みで月4.3万円の賃貸へ引っ越した。
- QOL向上のため、寝心地の良くない敷布団から10万円弱のベッドとマットレスに変更した。
など
そして、自分のものさしで価値が見極められるようになれば、自分が本当に欲しているものだけにエネルギーを注げるようになれます。
結局は贅沢せず我慢しろってこと?
小さな暮らしで大切なことは、あくまで”満足度を下げない”こと
小さな暮らしは、質素倹約に努め我慢しながら生活することではありません。
あくまで、満足度を下げないことがポイントです。
なので、心が寂しくなったり、労力に対して効果が薄い倹約はNGです。
- 無理をして必要以上に食費を削る
- 夏にエアコン、冬に暖房やお湯を使わず我慢する
- 電気をこまめに消す
- 自転車で遠くのスーパーに10円安い卵を買いに行く
など
人間の欲望にはキリがない、他人と比べてはいけない
人生を豊かにするには、ときには贅沢をするのも大切です。
ただ、例えば
- 会社の同期がマイホームを買ったから、自分も買わないとと思う
- SNSで、よく旅行をしている写真を上げる友人を羨ましく思う
というふうに、自分の周りばかり見てはいけません。
あくまで、自分の価値観(ものさし)を持って、自分にとって本当に価値のあるものだけを大切にしていれば決して我慢して生活することにはならないと思います。
小さな暮らしを実現するためのステップ
ステップ①:支出の把握
まず最初に「毎月の支出の把握」をすることが重要です。
毎月の支出には、固定費と変動費があります。
- 固定費:毎月、金額が変わらない支出
例)住居費、通信費、保険代 など - 変動費:その月によって、金額が変わる支出
例)食費、交際費、医療費、光熱費 など
それぞれの費用が月にどれくらいかかっているのかを記録する。
その月によっても支出はばらつくと思うので、ひと月だけでなく数か月分記録することが望ましいです。
そうすることによって、知らず知らずのうちにお金を払いすぎていた項目や、今の自分の収入のうちどれくらいの使ってしまっていたのかが明確にわかります。
ちなみに支出を記録することの副産物として、「この項目の支出を減らそう!」といった気持ちも自然と生まれてきます。
食べたものを記録するだけのレコーディングダイエットと同じですね。レコーディングダイエットを知らない人はググってください。笑
支出を把握する方法は、何でもいいです。あなたが続けられる一番楽な方法でやりましょう。
ちなみに僕は、スマホのアプリで記録していってます。夫婦で財布を分けていない奥さんと、アプリのアカウントを共有して、お互いの支出がひとつのアプリで合算して記録できるようにしています。
具体的なやり方については以下を参考にしてください。
ステップ②:固定費の削減
支出を把握出来たら、次は「固定費の削減」です。
具体的には、
- 保険の見直し
⇒医療保険:不要。もしものときは公的保険と貯蓄で対応する。
生命保険:幼い子持ちの夫婦のみ、掛け捨てで最低限契約。
車の保険:安いネット保険で、対人対物無制限のみ、車両保険は不要。
火災保険:ネットで年間3000~4000円程度で契約。 - 通信費(スマホ代+ネット回線)
⇒スマホ代:格安SIMで0~2000円程度(オススメは楽天モバイル)
ネット回線:各社料金を比較する。月2000円くらいは下げられる。 - 住居費の見直し
⇒引っ越しによる家賃ダウン や 住宅ローンの借り換え。
です。
例えばこれで、
- 保険で▲1万円/月
- 通信費で▲0.8万円/月
- 住居費で▲0.5万円/月
の合計▲2.3万円だけ毎月の支出が下がれば、
2.3万円 × 12か月 = 27.6万円/年 だけの効果があります。
しかも、こちらの固定の削減で嬉しいのは
これらの支出を削減しても生活の満足度は変わらない
ということです。
固定費の削減に関する具体的な方法については、以下の記事を確認ください。
・通信費の見直し
保険、住居費についてはまた記事にします!
ステップ③:変動費の見直し や ふるさと納税
正直、ステップ②まで実践出来たら、十分合格点に達していると思います。
ただ、ステップ②までで成果を出したら、その達成感や暮らしの満足度UPからもっと進めようと思うはずです。
そこで着手していくのは、「変動費の見直しやふるさと納税」です。
まず変動費については、
・毎日買っている缶コーヒーやペットボトル飲料は本当に必要か?
・「みんなが買っているから…」「毎日買っているから…」「セールで安くなっているから…」とついつい流されて買ってしまっているものはないか?
というように、買う前に一旦落ち着いて考える、一呼吸おいて判断することが大切です。
最後にふるさと納税です。
ふるさと納税とは、来年払う税金(所得税や住民税)の一部を自分の好きな地域に前払いすることにより返礼品をもらえる制度です。
ここでは詳しくは説明しませんが、これは絶対やったほうがお得です。僕は去年初めてしましたが、驚くほど簡単でしかもめちゃめちゃお得、なんでもっと早くやらなかったんだと後悔しました。笑
最後に:小さな暮らしで幸せになろう!
幸せになるためにと僕が辿りついたひとつの答え、小さな暮らし。
自分の考えを詰め込んだら思ったよりてんこ盛りになってしまいました。笑
実践ステップの各項目ごとの詳細については、それぞれ記事にしますので今後もチェックお願いします!
今日の独り言
お正月休み中は毎日走っていたのに、お餅をたくさん食べたから太ったよ。