ガンバ大阪

ACL グループH vs全北現代(2戦目)@ブニョドコルS レビュー

おはようございます、ガンバリーマンです。

あっという間のACL GSの2週間でしたが、とうとう最終節の第6戦。

他の日本チームのアシストもあり、G大阪は全北現代に勝利すれば2位でのグループステージ突破が決まる試合でした。

久々のワクワク感で迎え、悔しい結果となってしまった今節を振り返りたいと思います。

※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。

ガンバリーマン

ガンバのACL2021は終わってしまいましたが、他の日本チームの勇姿を見たい方はぜひDAZN!

もちろんリーグ戦でのここからのガンバの反撃もみれるよ。

DAZN

2点先制される苦しい展開も 怒涛の追い上げで価値あるドロー!

試合結果&スタッツ

試合結果 @ブニョドコルスタジアム

全北現代 2-1 G大阪

1 前半 0
1 後半 1

得点者:[G大阪]パトリック 53′
    [全北現代]グスタボ 6’ バーロウ 88′

試合スタッツ

全北現代G大阪
41%ボール支配率59%
12シュート11
1オフサイド1
14FK10
6CK4
1PK0
Y:1 , R:0警告・退場Y:2, R:0

スターティングメンバー&交代選手

スターティングメンバー

交代選手

31’ 福田湧矢⇒黒川圭介(G大阪)
46’ 井手口陽介⇒倉田秋(G大阪)
71’ パトリック⇒レアンドロペレイラ(G大阪)
77’ 宇佐美貴史⇒ウェリントンシウバ(G大阪)
77’ 矢島慎也⇒川﨑修平(G大阪)
※全北現代側の交代選手除く

試合トピック 3つ

①中東の笛に苦しむも、単純に力不足 勝てるチャンスはいくらでもあった…

ガンバリーマン

いやー、残念。ただこれが今のガンバの実力かな。

この一言に尽きるかなと思います。

一言で言うならば、審判のクオリティに不満はあるものの勝てるチャンスはいくらでもあったと言うところでしょうか。

試合のトピック
  • 不可解なPK判定、ヨングォンのことをこれでもかといじめる審判
  • 倒れたらすぐに笛を吹くジャッジをうまく利用される
  • ただ、ところどころの球際の強さは全北現代が上回る
  • 前線の動きはあるものの、後ろからボールが供給されない前半
  • 後半の配置修正でチャンスメイク多数 しかし決めきれない
  • パトリックのゴラッソ (それは決めるんやね笑)
  • そのあとも攻め続けるが追加点が遠い…
  • ウェリントンシウバ&川﨑投入なのに、パワープレーというチグハグ
  • そしてダメ押しの2失点目

まずこの試合でなかなかイライラしたのが、審判のクオリティの低さですね。

ガンバリーマン

あれがPKならペナルティ内で突っ込んだもん勝ちやんけ。

ただ東口も余裕で追いついていたので、不可解なジャッジを避けるためにもヨングォンのプレーはもう少し気をつけた方が良かったかもしれません。

ヨングォンのプレーが悪かったのではなく、あくまで意味不明なジャッジを避けるためです。

このPK判定が試合を大きく決定づけてしまった部分もありますが、ほとんど何もしていないのにファールを取られてしまうシーンも目立ち、そこを全北現代にうまく利用されましたね。

ヨングォンに関していえばPK判定のシーンだけでなく、何もしていないのに笛を吹かれるシーンが多数ありました。審判にいじめられてるのかな?


立ち上がり早々にPKで失点してしまったことにより最低でも2点が必要になったガンバ大阪でしたが、前半はなかなかうまくいきませんでしたね。

ルーズボールの取り合いでは、井手口奥野が球際の強さで負けてしまうシーンも多くチャンスメイクできそうでも潰されることがちらほら見えました。

また、ボール保持はできており前線の選手たちも積極的に裏への動きだしをしていたにもかかわらず、なかなか後ろからボールが出てこないシーンが多かったです。

パサーである山本セジョン矢島あたりが後ろにいなかったので仕方ないですかね。

ガンバリーマン

前線が動けば、必ず正確なボールをだしてくれていたヤットさんのすごさを思い出しましたね。笑

前半の振り返りはこれくらいで。

②リズムが悪い中、選手交代で流れを変えた点は今シーズンのガンバにはなかったので評価できる!

ボールは持てているがなかなかリズム良く攻め込めない前半でしたが、後半開始からは倉田を投入して矢島を一列下げる修正を加えました。

これがうまく効きましたね!

  • 前線で倉田が動き回り顔を出してボールを引き出す
  • 後ろから矢島がボールを供給する
  • それに付随して小野瀬、宇佐美も前を向いてボールを持てる場面が増える

ということで、後半はかなり攻め込むことができました。

決定的なチャンスも数多く作り出し、結果としてパトリックのスーパーゴールにつながりました。

ガンバリーマン

パトリックさん、触るだけで入るやつ決めへんけど、それ決めるんや。笑

競り合いでもほぼほぼ勝っていたパトリックを下げたのは正直もったいないと思う気持ちもありましたが、ペレイラも決定機を作っていたのでそれはそれでよかったのか。ただ決め切ってほしかったなあ。

この試合では、ハーフタイムに修正し試合のリズムを取り戻すor作り出すという大きな改善が見られました。

こういった試合中の修正で大きく改善できるシーンというのが今シーズン全く見られなかったので、ここはものすごくポジティブに考えて良いものだと思います。

正直それができるようになっただけでも、ACLに参戦した意味はあったのではないでしょうか。


77分以降はウェリントンシウバ川﨑を投入し、さらに攻勢に出ましたが決めきれず。

最終的にはパワープレーで三浦を前線に上げたところを突かれて失点し万事休す。

日本チーム唯一の敗戦&グループステージ敗退となってしまいました。

個人的には、

  • ウェリントンシウバ川﨑を投入したこと
  • 試合終盤でもチャンスは作り出せていたこと

から、パワープレーではなく継続してボールを回しながら崩してゴールを目指して欲しかったなあと思います。

ただ、川﨑のボール受ける動きが不十分で消えてしまっていたのが気になりましたが。。。

そして最終的にパワープレーをする可能性があるのであれば、パトリックを下げないこと&一美を投入することを徹底して欲しかったですね。

試合終盤の選手交代と戦術のチグハグ感は少し残念でした。

③これが今の実力、厳しい連戦本当にお疲れ様。切り替えてリーグとカップ戦で見返そう!

中2日で毎試合負傷交代がでるような厳しい連戦を戦い抜いたガンバ大阪。

今シーズン、過去にない得点力不足で苦しんでいた状況から、ACLでは1試合8得点するなどチーム状況は明らかに良くなっていると感じさせてくれていただけに今日の敗戦は本当に残念でした。

今節は審判の不可解なジャッジもありましたが、チャンスも多く作れたにもかかわらず決めきれなかったのは今のガンバの実力です。

この悔しさは、ここからまた始まる厳しい日程のリーグ戦&カップ戦にぶつけていくしかないですね。


日本の恥だなんていう、心ない言葉がちらほら見られますが僕は全く思いません。

厳しい環境や日程の中、戦い抜いてくれたガンバの選手&スタッフたちを心から誇りに思います。

結果はあまり良くなかったですが、大切なことはこれからの戦いにこの悔しさ&経験をどう活かしていくか

ガンバのことを悪くいう人たちを一人残らず手のひら返しさせる躍進を期待します。

G大阪 個人的MVP と 各出場選手評

ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP

本日のガンバ大阪MVPは 倉田秋選手 です!

前節では結果を残した川﨑をMVPに選ばざるをえない状況になったので、惜しくも選外となりましたがゴールラッシュの狼煙を上げた倉田もMVP級の活躍でした。

そして今節も、後半の頭から出場し前線での繋ぎ役として機能していました。

倉田だけの活躍で後半からの攻撃が活性化したのではなく、もちろん矢島や宇佐美、パトリックといったメンバーの働きもあります。

ただその中でも倉田が効いてたんじゃないかなーというのが僕の印象です。

DAZNの倉田の特集を観た後なので、なおさら応援したくなっちゃいますね。笑

ガンバリーマンによる、各出場選手評

MVPの倉田秋選手以外の選手について、さらっとコメントします!

東口順昭
失点シーンはさすがの神でも無理か。クリアで昌子の顔に当ててしまったのは危なかった。

昌子源
一対一を止めきってもファール取られたりするのがかわいそうやった。

三浦弦太
守備面で頼もしさが出てきた。髭はやしたからかな。笑

キムヨングォン
完全に審判に目をつけられていた。PKシーンも、なんでもない守備でもファールをとられて気の毒やった。

福田湧矢
怪我が大したことないことを祈ります。福田の仕掛けと粘り強い守備がすきです。

小野瀬康介
最後の2失点目はレッドをもらっててでも止めて欲しかった。

井手口陽介
俺たちの知っている井手口はどこにいってしまったのか…。球際の強さもなくなってきている。

奥野耕平
前線でのボール奪取や献身的な守備はさすが。ただ球際で負けてしまうシーンもあった。

宇佐美貴史
アシスト未遂が多数。ゴールに直結するチャンスメイクはさすが。とにかく宇佐美のゴールが見たい。

矢島慎也
今日はシャドーよりもボランチでのボール供給役として効いていた。現在のガンバの心臓。

パトリック
ゴラッソはさすが。ただ決め切って欲しいシーンが多数あったのでそれさえ決めていたら…。

黒川圭介
福田の負傷交代で緊急投入。もっと仕掛けてくれた方がおもしろいけどなー。

レアンドロペレイラ
ウェリントンシウバとのチャンスメイクはワクワク感半端ない。決め切って欲しかったなー。

川﨑修平
ファールされてオラついてるシーンは笑った。笑 ボールを受けられず仕事ができなかった。

ウェリントンシウバ
どんどんガンバにフィットしてきている印象。ペレイラとのセット出場がいいね。

まとめ:キツかったがチーム力は確実に向上できたACLだった

中2日の厳しい6連戦を終え、G大阪のACL2021は終わりました。

結果としてグループステージを勝ち抜けなかったことは残念で仕方がありません。

ただリーグでなかなか勝てない状況かつケガ人も多くいる中で、実戦をこなしながらチーム力を向上できた2週間になったのではないでしょうか。

今、SNSなどではガンバをボロカスにいう発言をチラホラみます。

そういった発言をする人たちを一人残らず手のひら返しさせる。ごめんなさいと言わせる。

そんなガンバの快進撃を、これから残りのリーグ戦や天皇杯&ルヴァン杯では期待してます。

過酷な暑さに荒れたピッチのウズベキスタン&コロナ禍の隔離&タイトな日程 というトリプルコンボのなか、本当にお疲れ様でした。

これからの夏の連戦に備え、心と身体をしっかり休めてください。

ワクワクできた2週間をありがとう!DAZNさん、そしてガンバ大阪。

今日の独り言

うちの赤さん(生後5ヶ月)は、ディズニーチャンネルよりDAZNのが好きみたい。ジッと見てる。