Quality of Life

自由に生きたい人に、”FIRE”という選択肢を

おはようございます、ガンバリーマンです。

このブログのタイトルにもある”FIRE”について、今の僕なりにまとめてみたいと思います。

FIRE(ファイア)という言葉を始めて聞いた人も、もともと知っている人も改めて見ていっていただけると嬉しいです。

”FIRE(ファイア)”という名のセミリタイア

FIRE = Financial Independence, Retire Early とは?

FIRE :経済的自由と早期退職 =セミリタイア

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略称です。直訳すると「経済的自由と早期退職」。

つまり、働かなくても生活できる状態(=セミリタイア)を意味します。

もともとはFIREムーブメントとして、欧米で2010年代に流行りだしたもののようです。

働かなくても生活できるだと!?怪しい…。

「言葉の意味はわかったけど、働かなくても生活できるってどういうこと?」「貯金崩しながら生きるの?」「よくある詐欺とかかな。」

僕は、初めてFIREという言葉を知ったとき、そんな風に思いました。笑

そして、どうやって生活費を賄うのか全く分かりませんでした。

でも、FIREについて調べていくうちで、「とりあえず詐欺ではなさそう。これは誰でも実現可能なワクワクできる生き方かもしれない。」と思うようになりました!

お金に働いてもらって、お金を生み出してもらう
そのお金で生活する

FIREした人が生活していく方法はズバリ、「お金に働いてもらって、そこから生み出されたお金で生活する」です。

まだよくわからない人もいると思いますので、詳しく説明していきます。

お金を得る方法は、大きく分けて2つある

まずは、そもそもお金を得る方法について整理します。

お金を得る方法①:自分で働いて、お金を得る

お金を得る方法としてまず想像するのは、”自分で働いてお金を得る”だと思います。誰しもが当たり前だと考えていることです。

ちなみにこれは小難しく言い換えると、「自分の労働力(人的資本)をうまく運用して、その対価として給料という形でお金を得る」ということです。

自分自身の労働力を人的資本と考え、「人的資本を運用する」=「サラリーマン/公務員/フリーランス/経営者など として働く」ということですね。

一般的に多くの人が、この方法で生活費を稼ぎ、日々暮らしていると思います。

お金を得る方法②:自分のお金に働いてもらって、お金を生んでもらう

もうひとつのお金を得る方法は、”自分のお金に働いてもらって、お金を生んでもらう”です。

こちらも言い換えると、「自分のお金(金融資本)をうまく運用して、その対価として配当金や利息、売買益という形でお金を得る」ということです。

金融資本とは 預金/株式/債券 のことで、「金融資本を運用する」=「自分の稼いだお金を 預金/株式/債券 に換える」ということですね。

金融資本をそれぞれ運用した時の特徴は以下の通りです。

FIRE=金融資本を運用して暮らしていく

前述のように、お金を得る方法としては

  1. 人的資本を運用する(自分で働いて、お金を得る)
  2. 金融資本を運用する(自分のお金に働いてもらって、お金を生んでもらう)

の2通りしかありません。

FIREとは、働かなくても生活できる状態のことを指します。

なので①ではなく②の方法で生活費を確保する。FIRE=金融資本を運用し、配当金や利息だけで生活する ということなのです。

FIRE達成にはいくら必要なのか?

一般的に、年間支出の25倍の金額が目安

FIRE達成に必要な金額は、年間支出の25倍といわれています。これをもとに、ひと月の支出額ごとのFIRE達成目安をまとめると以下のようになります。

ひと月の支出額 年間の支出額FIRE達成目安金額
15万円180万円約4500万円
20万円240万円約6000万円
25万円300万円約7500万円
30万円360万円約9000万円
35万円420万円約1億500万円
各支出に対する、FIRE達成の目安となる金融資産額


ひと月の支出が25万円で、FIRE達成の目安は約7500万円です。みなさん、これを見てどう感じましたでしょうか。

僕自身、これをみたとき「あ、むりや。金持ちしかできへんやつや。」と正直思いました。笑

「7500万、ましてや1億なんて貯められる訳ないやろ!」と思いました。

でもですね、お金の勉強をしていくうちに「10年~20年かければ、これは叶えられない目標ではないんだな」とも思うようになりました。

そう思えるようになった理由や情報は、今後どんどん投稿していきますのでここでは一旦置いときますね。

僕は今、30歳です。もし20年後にFIREできたとすると、50歳でセミリタイアということになります。

現時点で65歳定年といわれている中、それが15年も早まるのなら行動する理由に十分なると思いませんか?僕は思います。

完全なFIREではなく、”サイドFIRE”という方法もあり

FIREを目指すとすると、月の支出が25万円の場合、約7500万円も必要になるということがわかりました。これはかなり高い目標かもしれません。

ただ、完全なFIREを目指すのではなく、月10万円くらいは働いて稼ぐことを目標にした場合はどうでしょうか。

そうすれば、月の支出25万円の場合は、25万円-10万円で15万円まで下がることと同じになります。

なので、FIRE達成目安も約7500万円→約4500万円まで下がるということになりますね。

これを”サイドFIRE”といいます。

FIREを目指す方は、完全なFIREを目指すことが目的ではなく、あくまでストレスなく自由に生きることが目的だと思います。

月10万円稼ぐくらいはストレスなくできるよーって方は、サイドFIREも十分選択肢に入ってくると思います。

”FIRE”,”サイドFIRE”のどちらでも、読者の皆さんの自由な暮らしの選択肢になれば幸いです。

今日の独り言

2020年ももう終わり。今年はお金の勉強を始めて本当に良かった。来年も実りある一年にするぞ!