おはようございます、ガンバリーマンです。
今節は全てのガンバサポにとって特別な試合だったと思います。
そう、ヤットさんとの再会ですね。
ジュビロ移籍後、初めてガンバと相対するヤットさん。観たいような、観たくないような…。
そんな複雑な心境な中、僕自身これはスタジアムで観戦せねば!と思い、コロナ禍&娘の誕生で控えていた約2年ぶりの現地観戦でした!
それでは、振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
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元ガンバ戦士に手こずりつつ、ペレイラ シーズン最初の大仕事で勝ち点1!
試合結果&スタッツ
試合結果 @ヤマハスタジアム
J磐田 1-1 G大阪
1 前半 0
0 後半 1
得点者:[J磐田]大森晃太郎 15′
[G大阪]レアンドロペレイラ 88′
試合スタッツ
J磐田 | G大阪 | |
---|---|---|
45% | ボール支配率 | 55% |
5 | シュート | 7 |
3 | オフサイド | 3 |
15 | FK | 12 |
1 | CK | 7 |
0 | PK | 0 |
Y:2 , R:0 | 警告・退場 | Y:1 , R:0 |
スターティングメンバー
ポジティブレビュー
まず試合を通しての主なレビューはこんな感じ。
全体所感
- 立ち上がり、ガンバ左サイドでヤット&大森を中心のジュビロに苦しんだ
- 一人一人が良さを魅せる3CB(高尾、三浦、福岡)
- 右サイド(小野瀬、石毛、高尾、齊藤)を中心にチャンスを多数演出!
- ペレイラ&パトリックの強力2トップで押し切って同点弾!
トピック
- ジュビロのスターティングメンバー紹介で泣きそうになる私。
- ボールを持てばしっかり後ろを振り返る石川!そしてそれを狙う大森!(石川かわいかった)
- ガンバの左サイドで数的有利を作られる立ち上がり…
- 相変わらず狩まくる齊藤!(ほんま頼りになる)
- 良いときの小野瀬が帰ってきた!右サイドでチャンスを演出しまくる!
- 攻守に前へ積極的な高尾!今シーズンは特にクオリティ高い!
- 手のひらを返させるペレイラ!パトとセットの2トップが最適化か?
- 終了間際でもぶっちぎる黒川!山見への最高のクロス!
- 全員で応援のガンバベンチ!チーム内の雰囲気の良さが伝わってくる
いろいろな事情があって控えていた現地観戦。
ヤットの完全移籍が決まった時から、ジュビロ戦は絶対に行こうと決めて約2年ぶりに現地観戦を実現できました。
ポカポカ陽気でサッカー観戦日和でしたね!
ヤマハスタジアムに入り久々の現地観戦にソワソワしていたところ、まずはガンバGKのアップから始まりました。
前節、大きな悔しさを抱いたであろう石川にはガンバサポ全員で支え、鼓舞しようという雰囲気がありましたね。
もちろん僕もその一人です。
試合開始前のジュビロ選手紹介時に、大きなビジョンでヤットが紹介されたときは
「ああ、本当にジュビロに行ってしまったんだなあ、一旦今までありがとう。」
という気持ちが湧き上がってきて、泣きそうになりました。
試合が始まると、基本的にはこう着状態。
ジュビロはヤット中心にやらしくボールを回しながら隙を伺っていましたし、ガンバはガンバで右の小野瀬中心にチャンスを何度か作っていました。
個人的には、試合開始1分ごろに初めてボールをキャッチした石川が、律儀に大きく振り返り後ろをしっかり確認する姿勢に最大限の拍手を送りつつ笑顔が溢れてしまいました。笑
試合立ち上がりで気になった点としては、ガンバ左サイド(山本、黒川、福岡)でジュビロにうまいこと数的有利の状況を作られ、何度かピンチを迎えていたところですかね。
特に慣れないシャドーに入った山本がうまく試合に入りきれていないように見えました。
元ガンバ戦士のヤットはもちろん、大森や鈴木も絡みながらボールを回され、ガンバのプレスが遅れるシーンが何度かありましたね。
そこにガンバのミスも重なり、失点につながりました。
ただここからガンバにスイッチが入ったのか、右サイドを中心に小野瀬が何度もクロスを供給するなど徐々にガンバの時間を作り出すこともできてきました。
相変わらず齊藤未月のボール奪取と攻撃参加は効きまくるし、良いときの小野瀬+連携のいい石毛と観ていてワクワクするシーンも多かったですね。
ただやはりジュビロの中盤ヤットに上手いことペースを取り戻されたりするシーンがあって、なかなか拮抗した試合だったと思います。
後半に入り、調子があまり芳しくなかった山本に代わり福田が投入され、徐々に左サイドからのチャンスシーンも増えてきました。
特に、福岡は相変わらず一際輝く縦パスをビシバシ供給してくれますし、黒川に至っては今シーズン目に見えてクオリティが高まってきており、試合終盤のしんどい状況でも抜群のスピードで持ち上がり山見に決定的クロスを供給するなど頼り甲斐が半端なくなってきました。
チャンスは作れているものの決めきれない中、時間も少なくなってきた状況で最終的にはパト&ペレイラの暴力的2トップでパワープレー中心の攻撃となりました。
正直単調さは否めませんでしたが、パト&ペレイラが前線で連動しながらシンプルにゴールに向かう攻撃はそれはそれで迫力があったようにも見えます。
その周りをよく走る山見がフォローしつつ後ろからも押し上げながらサイドから早めに放り込む。
これが最終的に身を結び、ペレイラの同点ゴールにつながりました。
理想を言えば勝ち点3がもちろん欲しかったですが、立ち上がり失点してしまう苦しいアウェイでしっかり追い付けたことは最低限次につながるポジティブなポイントだったのではないでしょうか。
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 高尾瑠選手 です!
今シーズン片野坂さんのもと、一人一人が持ち味を出して輝き始めた中、個人的には今日一番その輝きを放っていたのではないかと思いました。
攻守共に前への積極的な姿勢がかなり効いており、守っては楔のパスをインターセプトしたり、引いて守るのではなく積極的に奪いに行く守備で相手のチャンスを潰していましたし、
攻めては、小野瀬や石毛、そして齊藤とうまく絡みながら積極的に前線へ顔を出し、相手PA内で決定的なクロスを上げるシーンも目立ちました。
個人的には、上手くいったときの高尾のニヤニヤした表情が好きなので、今シーズンはそれを何度も観れそうですね。笑
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの高尾瑠選手以外の選手について、さらっとコメントします!
石川慧
ヒガシが不在の重圧の中、川崎F戦でのミスにしっかり向き合いガンバのために戦ってくれている姿をみて改めて感動した。キャッチングしたときはしっかり振り返って後ろを確認する健気な姿勢に笑みがこぼれた。
福岡将太
立ち上がり、少し黒川とうまく意思疎通できていない場面があったがそれ以降はらしい縦パスをビシバシ通してくれたり、そのまま前線まで走り込んだりと大きなストロングになっていた。
三浦弦太
やはりスピードタイプを止めなければならないサイドではなく、跳ね返すことがメインとなる中央であればこれほど頼りになるのかと改めて思った。ペレイラのクロスはなぜそこに三浦が!という印象やったけどナイスクロス!
倉田秋
持ち上がりなど少し空回りしているかなと思うシーンもあったが、それを補うほどのハードワークとキャプテンシーで中盤からガンバを支えた。黒川のクロスにスライディングで飛び込んだシーンはマジで惜しかった。
齊藤未月
コンディションが徐々に上がってきており、今日もさすがのボール奪取力でした。さらには攻撃参加でも石毛や小野瀬&高尾と連携良く右サイドから崩せていた。
黒川圭介
元ガンバで今ノリに乗っている鈴木に対し、一歩も引かない姿がカッコよかった。前半こそくすぶっていたが後半に入ってからはガンガン攻め上がり大きな脅威になっていた。試合終盤でもあのスピードで駆け上がりつつ高精度クロスを供給できる力はほんまに魅力的やった。
小野瀬康介
みんなが知っている小野瀬が帰ってきた!前半から散々右サイドを崩し、ボールを持てばチャンスを演出する姿に良いときの小野瀬が帰ってきた印象を持った。すでに2ゴール決めている今シーズンはまだまだゴールを期待してます!
山本悠樹
慣れないシャドーに入り、苦労していた印象。なかなかゲームに入りきれず、失点の起点となるミスとなった。らしくない。
石毛秀樹
レベルの高いテクニックとハードワークを活かしつつ、右サイドで連携良く崩していく姿はワクワクした。ゴールをお願いします!
パトリック
前半はうまく前線からの守備ができていなかった印象だがそれでも後半から徐々にクオリティが上がってきた。フル出場で苦しい中、ペレイラとセットとなったときの相乗効果は大きかった。
福田湧矢
攻守にアグレッシブで、縦にガンガン仕掛ける良さが効いていた。ヘッドバンドをしないようになってきているので、昨シーズンの懸念はなくなり完全復活かな?
山見大登
相変わらず豊富な運動量でガンバの前線に迫力をだしてくれた大きな要因。ただチャンスがいくつかあっただけに山見には決めて欲しかった!次期待してるで!
レアンドロペレイラ
1トップではなく、周りでサポートしてくれるパトや山見との同時起用が最適解かも。ここ一番で決めてくれる決定力はやはり魅力。ゴール後は守備でも今シーズンにないくらい積極性を見せてくれた。笑
奥野耕平
齊藤と交代でも遜色なく、ガンバのペースを縁の下で支えてくれていた。
柳澤亘
疲れが見え始めていた本職でない小野瀬の代わりに投入され、時間は短いながらもしっかり仕事をこなした。
まとめ:ヤットとの再会は嬉しくもあり寂しくもある、しっかり獲った勝ち点1はポジティブ要素。
マスターオブガンバの遠藤保仁との再会は、ワクワクしつつもやはり心には寂しさが広がっていました。
ヤット独特のパス回しにペースを掴みにくく苦労する場面もありましたが、アウェイでぎりぎり追いついて勝ち点1を獲れたことは次につながるポジティブな結果だったのではないでしょうか。
なかなかうまくフィットしきれないペレイラの起用法などにも少し光が見えてきたことも大きな収穫ですね。
まだまだシーズンは始まったばかりですが、公式戦全てでゴールを奪えている状況は昨年では考えられなかったですね。
確実にチームとしての土台を築きつつある片野坂ガンバを信じて、次はパナスタで今シーズンホーム初勝利を手にしましょう!
今日は以上。
今日の独り言
Twitterで話題になってたけど、ガンバベンチの一体感を見るとほんまに今シーズンは期待できそうで嬉しい。10個目の星を!