おはようございます、ガンバリーマンです。
新しいエンブレム、新しい監督&スタッフと共に迎えた2022シーズンの初戦。
昨シーズンはチームもサポもみんなが苦しんだ分、希望を持たずにはいられない待ちに待った日がやってきました。
正直、言いたいことは山ほどあるのでとりとめのない記事になってしまうかもしれませんが、今日もポジティブに振り返っていきたいと思います!
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
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強いガンバを取り戻す!カタノサッカーの成長過程を一緒に追っていきましょう!
新生ガンバのスタート!結果は悔しいが、チャレンジの先の希望は見えた!!
試合結果&スタッツ
試合結果 @パナソニックスタジアム吹田
G大阪 1-3 鹿島A
1 前半 2
0 後半 1
得点者:[鹿島A]上田綺世 20′, 66′ 鈴木優磨 30′
[G大阪]小野瀬康介 26′
試合スタッツ
G大阪 | 鹿島A | |
---|---|---|
47% | ボール支配率 | 53% |
8 | シュート | 28 |
2 | オフサイド | 1 |
9 | FK | 10 |
5 | CK | 10 |
0 | PK | 0 |
Y:0 , R:1 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー
ポジティブトピック 3つ
①攻守共に未成熟さは否定できないものの、生まれ変わろうとする姿に希望を感じた!
ガンバの全9タイトルのうち、8つものタイトルにコーチとして関わっていた片さんが監督として戻ってきました。
そしてなんといっても去年の天皇杯での大分トリニータの戦いぶりを見ると、期待せずにはいられない。
待ちに待ったカタノサッカー初戦のスタメンをみたときの率直の感想は
3バックか4バックかわからねえなー。・・・っていうかヒガシがいねえ!!!
でした。笑
ガンバのJ1連続フル出場記録を更新中(たしか109だったかな?)であり、ガンバの絶対的守護神がいないことに不安を隠せませんでした。笑
試合結果は残念でしたが、ヒガ神の影にまた別の石川って神が控えていることをこの試合で目の当たりにしましたね。※後述します。
いざ試合が始まるとカタノサッカーの基本フォーメーション3-4-2-1の布陣。
左から柳澤、昌子、高尾の3CBに、倉田&セジョンの2ボランチ、両サイドは左に黒川&右に小野瀬、ツーシャドーに宇佐美&石毛、1TOPにパトリックでした。
ガンバリーマンが感じた試合の印象は次の通り。
全体所感
- 攻守共に成熟過程、まだまだ連携面での課題はありそうだが、昨年にはなかった期待感あり!
- 鹿島の素早く厳しいプレスに苦労したものの、倉田が下がりデザインされたビルドアップにチャレンジしている姿勢は見えた
- 10人の数的不利でも可能性を感じさせるフィニッシュまで持っていくことができる
トピック
- 立ち上がりから止め続ける石川、2人目の神がいることを知った
- パトの決定的ヘッドもミートせず、惜しくも止められる
- 痛恨の先制点を献上も、小野瀬のスーパーゴラッソですぐに追いつく(泣ける)
- ただビルドアップからのミスでカタノサッカー特有の勉強代を支払う(しゃーない)
- パト、ハメられて退場(後ほど詳しく)
- 10人の劣勢も攻めに出る片野坂ガンバ、そして一際輝く山見(青黒の希望)
パトの退場や石川&小野瀬の活躍については、後述するとして他の部分について少しずつ触れていきたいと思います。
まず試合全体を通して、やはり予想通り攻守にまだまだ改善の余地がある成熟過程のチームだなあと感じましたね。
片さんが監督となり新しいチームづくりに取り組んでいるなか、開幕前のコロナ感染影響による休止期間に見舞われたりと今年も難しい状況だったので仕方ないですね。
ただそんな中でも、ビルドアップ時は毎回倉田が最終ラインに下りて、両サイドのCBが横に広く位置どり&中央にはセジョンというように、チームとして意図をもって組み立てていこうとするチャレンジ姿勢が見えました。
昨シーズンは連動も何もなく無難に回しているだけに見えていたので、今回の取り組みがみえただけでも期待感が湧いてきます!
前述の通りまだチャレンジし始めたばかりで、鹿島の素早くファールスレスレのプレスを上手くかわすようなシーンはまだまだ少なく、今日の2失点目のような勉強代も払うことも今後もあるかもしれませんが、必ずモノにしてガンバのストロングにしてくれると信じています!
そしてなんといっても、数的不利の10人の状況でも積極的に攻めの姿勢を貫き何度か惜しいチャンスを作り出せていたことは今回の収穫だと思います。
その中で一際輝いていたのは、山見ですね。
昨シーズンの特別指定選手としての活躍からやはり期待していましたが、やっぱり青黒の希望であることを改めて確信しました!
後半から4-3-2の最前線で起用されると、少ない前線人数の中でも個の力で積極的に何度も仕掛け続け、倉田へのパスなど好機を何度か演出しました。
最近のガンバには「上手い選手はいるけど、怖い選手が少ない」と思っていたので、劣勢の状況でも一人で相手ゴールを脅かせる山見の存在は本当に貴重だと思います。
今シーズンの山見にはいつぞやの川崎F三笘を超える大卒ルーキーの活躍を魅せてほしいですね!!
②賛否あるパトの退場シーン、審判の会話をオープンにしてほしいなあ
今節の一戦で避けては通れないパトの退場シーン。
SNS上でもいろんな意見がありますが、基本的には「レッドは厳しすぎ」って言う意見の方が多そうではありますね。
僕なりにも、できるだけ冷静に考えてみたので整理していきたいと思います。
まず、僕の結論としては
厳しい目で見るならば、報復行為と取られてしまうこともあるかもしれない
ただその判定に至った経緯や、主審とVARの会話をリアルタイムでオープンにしてほしい
と言うことです。
大きくポイントは2つありますね。
- パトのレッドは正しいか?
- 鹿島の選手の足がっちりホールドに対してはお咎めなしで正しいか?
①パトのレッドは正しいか?
まずこれについての判断基準は、パトが報復行為をしていたかどうか?だと思います。
DAZNでリアルタイム観戦していた時は、僕自身正直パトが報復行為としてエルボーしたように見えました。
ただリプレイのスロー映像を見返してみると、相手選手にがっちりホールドされている左足を振り払うために手を使ったように見えます。(その上、肘は当たっていないようにも見える。)
この状況であれば、パトへのレッドは絶対ないやろと思っていました。
改めて、スローではなくリアルタイム映像を繰り返し見てみると、パトはあくまで笛が鳴ってから(主審が鹿島のファールの笛を吹きインプレーではなくなってから)手を使って振り払っており、なおかつその後も不自然に左腕を大きく振り回していました(相手選手には当たってはいないが…)。
この状況からは、残念ながらパトがプレーを続けようとしたのではなく、一瞬でもイラッとして手を振り回し報復行為をしようとしたと判断されても仕方がないかもなあと思いました。
パトは鹿島CBの関川を倒して注意された直後であったことなども踏まえると、なおさらですね。
正直、個人的には
パトのあのプレーを、がっちりホールドに対しての報復行為として判断するのは厳しすぎる!
パトに厳しくジャッジするんやったら、その前の関川を倒した時にイエローだしとけや!そうしてたら主審が上手く試合をコントロールできて、このレッドも生まれなかったやろ!!
と思っています。
②鹿島の選手の足がっちりホールドに対してはお咎めなしで正しいか?
これについては、
誰がなんと言おうとノーカードはおかしい、イエローカードを出すべき!
が僕の結論です。
カウンターのチャンスでプレーを続けられるはずのパトリックの足を、がっちりホールドすることにより身動きを取れないようにしたのだから当然イエローだと思っています。
上記が今回の判定に対する僕の考えですが、正直まだ心の中ではモヤモヤしています。
- 主審とVARの間で、今回の事象について漏れなく協議できているのか
- できていたとしたら、なぜその判定に至ったのか
といったところが見えないから納得できないんですよね。
特に今回の試合では全体的にジャッジの基準が曖昧だったように思いました。
こういうことが続くと、プレーしている選手はもちろん、観戦している側もフラストレーションが溜まり、サッカーを純粋に楽しめなくなってしまいます。
そうした残念な側面をなくすためにも、ラグビーの試合中継のように「審判同士の会話や判定に至った経緯」をオープンにしてほしいなと思いました。
そうすれば、ジャッジの基準はみんなの共通認識になりますし、審判が根も葉もない言いがかりをつけられることも減るのではないかなあと。
③ガンバのGKはヒガシや谷だけでない!石川の好セーブ連発!!そして小野瀬のスーパーゴラッソ!
今節は残念ながら勝利で飾ることはできませんでしたが、要所要所ではガンバの選手たちの活躍にテンションぶち上げのシーンが多くありました。
今節何と言っても外せないのは、石川の度重なるスーパーセーブですね。
正直試合前は、ヒガ神の不在&ガンバでのリーグ戦初出場の石川に不安を感じざるをえませんでした。笑
ただいざ試合が始まると、荒木のボレーを皮切りに止める止める。
30本前後のシュートに対し3失点してしまいましたが、むしろ3失点で済んだのは完全に石川のおかげでしたね。
少なくともあと5点は入ってもおかしくないシーンがありましたが、それら全てスーパーセーブしてくれました。
ガンバのGKは絶対的守護神東口だけじゃないんだぞというところを、ガンバ内外に魅せつけてくれました。
またガンバサポを沸かせてくれたのは、石川だけではありません。
新生ガンバの初ゴールを決めた小野瀬ですね。
ポテンシャルの高さはガンバサポの誰もが認めるものの、昨シーズン思うように活躍できなかった小野瀬。
そんな鬱憤を晴らすかのような、CKのこぼれ球を技アリシュートで相手ゴールにブチ込みました!
あまりにもスーパゴラッソだったので、一瞬入ったのかどうかわからなかったです。笑
なんでもハイレベルでこなせる分、昨シーズンはチームの汚れ役を担うことが多くかなり苦労していたと思います。
そんな中でも、ただただ懸命に走り続けてくれていた小野瀬の開幕ゴールは本当に嬉しかったし、泣けました。
今年はカタノサッカーの下、ガンガンゴール前で活躍してくれると期待してます!
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 石川慧選手 です!
いやもうこれは文句なしのMVPです。
前述の通り、被シュート数が30本前後の中、スーパーセーブで何度もチームを救ってくれました。
ヒガシという絶対的なガンバ守護神がいてなかなか出番がない中でも、回ってきた出番で着実に期待以上の仕事をこなしてくれる。
日頃腐らず準備している証拠であり、これほど心強い選手は他にいませんね!
ヒガシが油断することなくハイレベルなパフォーマンスを維持できるのも、石川のような存在が大きいと思います。
他チームであればレギュラーを張れるチームも多いのではないでしょうか。
ヒガ神の牙城を崩していくことも期待しています!
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの石川慧選手以外の選手について、さらっとコメントします!
柳澤亘
慣れないCBの中、2失点目の直接的な原因に。ただ個人的な問題ではなく周りのフォローがない状況であったので、チームとして改善を求む。
昌子源
個人的な対人守備ではさすがのプレーも、ラインコントロールやロングフィードでは精度を欠いてしまった印象。
高尾瑠
鈴木優磨がなかなか手強そうで苦労しつつ、積極的な攻撃参加の姿勢は魅せたが実らず。小野瀬&石毛との連携は伸びしろですねえ。
倉田秋
頼れる新キャプテン!パトへの決定的クロスや後半のミドルシュートなど好機を演出。カタノサッカーのビルドアップのキーパーソンかな?
チュセジョン
昨シーズン同様、Jのスピードやインテンシティに対応しきれていない印象。とくに守備強度が気になる。ただ前を向いたときのタクトの巧みさは誰もが知っているので今後に期待!
黒川圭介
縦を上手く封じられて、良さを出せず。黒川のボール捌きの巧みさはカタノサッカーとの相性が良さそうなので今シーズン期待!
小野瀬康介
久しぶりのゴラッソ!今シーズンこそゴール前で活躍してくれそうな片鱗を魅せてくれた。ゴールは泣けた。
宇佐美貴史
やはりPA手前あたりでボールを持った時の期待感が段違い。積極的なシュート姿勢は今シーズン爆発の期待大!
石毛秀樹
連携面ではまだまだ改善の余地アリだが、足元の技術ではセンスを感じる。こちらも期待大!
パトリック
倉田のクロスからのヘディングは決めて欲しかった…。レッドは厳しい判定だが仕方ない。今シーズン終わった時に結果で見返そう!!
山見大登
完全に青黒の希望。持つたびゴールの匂いを感じた。大卒ルーキーとして、J史上ない活躍をしてくれそう。
レアンドロペレイラ
相変わらずハードワークは見えなかったが、片さんの下で昨シーズンの分まで爆発してくれることを期待。
三浦弦太
コンディション上懸念があるのか、途中出場。昌子との2CBはやはり安心感あり。キャプテンの重圧から解き放たれた今シーズンは自分に集中して最高のパフォーマンスをお願いします!
奥野耕平
出場時間が短いながらも、投入後からガンバの守備が安定した印象。絶対的ボランチになってくれ!頼む!
福田湧矢
出場直後の激しいデュエルからのボール奪取&持ち運びこそ福田の良さ!!今シーズンも気持ちの入ったプレーをお願いします!
まとめ:後味の悪さは否めないが、新生ガンバに期待を抱くには十分な内容!
立ち上がりから積極的な攻撃&チームとして狙いをもったビルドアップへのチャレンジ姿勢が見えただけで、ここ最近のガンバを知っているサポからしたら期待せずにはいられないのではないでしょうか。
それだけに、退場者による数的不利は残念でしたね。
もっと11人で戦っているところを見たかったというのが、正直な気持ちです。
レッドカードの判定にもモヤモヤが残っている人が多いとも思います。
ただ、起きてしまったことをいつまでもグジグジ言っていても仕方がない!
先日の北京五輪 男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手は、疑問の残るジャッジに晒されても実力でそういった逆境をねじ伏せました。
僕は、
ガンバ大阪も”置かれた逆境を実力でねじ伏せられる”存在になってほしい!
パトが得点王になって、最終節のアウェイ鹿島戦でシャーレを掲げて欲しい!
そんなふうに思います。
それが今日の出来事に対する一番のリベンジではないでしょうか。
そして、新しいチャレンジをしているんだから初めからうまくいくなんて思っていませんし、スロースタートこそガンバの真骨頂です。
長い目で見て、シーズンの終わりには今では想像できないような最高のチームになっていることを願っています!
今日は以上。
今日の独り言
なんやかんや書いたけど、絶対結果で見返したる!ガンバサポの皆さん、とにかく応援しましょう!!