おはようございます、ガンバリーマンです。
前節ではラストプレーでまさかの同点弾を浴びた相手。
グループステージの首位突破に向けて、全勝すればいいとやることが明確になって迎えたタイ代表チェンライユナイテッドFCとの2戦目です。
なにがなんでも勝ち点3が欲しい状況で、なかなか苦しい試合になった今節を振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
ちなみに、まだDAZN契約してなくてACL観てない…。って人はもったいない!
ガンバの勇姿が観られるACLやJリーグだけでなく、野球やバスケなどのスポーツ全般をカバーしているDAZNを全力でオススメします!
まさかのドロー これが今のガンバの実力だと受け入れよう
試合結果&スタッツ
試合結果 @ロコモティフスタジアム
G大阪 1-1 チェンライ
0 前半 1
1 後半 0
得点者:[チェンライ]フェリペ 6′
[G大阪]矢島慎也 54′
試合スタッツ
G大阪 | チェンライ | |
---|---|---|
57% | ボール支配率 | 43% |
10 | シュート | 9 |
2 | オフサイド | 3 |
13 | FK | 19 |
4 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
Y:3 , R:0 | 警告・退場 | Y:2, R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
46’ 川﨑修平⇒黒川圭介(G大阪)
46’ レアンドロペレイラ⇒パトリック(G大阪)
63’ 矢島慎也⇒倉田秋(G大阪)
72’ 奥野耕平⇒山本悠樹(G大阪)
82’ 菅沼駿哉⇒一美和成(G大阪)
※チェンライ側の交代選手除く
試合トピック 3つ
①ほぼレギュラー組の3-4-2-1 枠内シュートがほぼなし…
またまた深夜に一人、落胆しました。がっくし。
全体整理して振り返るというよりか、気になったところをひたすら上げていきたいと思います。
- 戦えていたのは矢島だけ、完全にガンバの生命線
- 川﨑のWB起用はかわいそう、守備では狙われ、攻撃ではフォローなし
- どうした井手口、現時点ボランチのファーストチョイスは奥野&倉田がいい
- 3CBの出来はヨングォンがいるかいないかで決まる
- ペレイラのしたいことがわからない、あまりにも動かない
- 3人目の動きがほぼない、足元でもらおうとするばかり
- やはりターンオーバーしつつも連戦の疲労は隠し切れない
今節開始早々の失点した段階では、まだまだ時間もあるし十分逆転できるだろうと思っていました。
いざ時間が過ぎていくと、ガンバのチャンスもそれほど多くなく、なんと試合終了間際の後半ATまで枠内シュートはありませんでした。
常に戦えていたのは矢島だけでしたね。
右サイドではリズムを作り、左サイドからのクロスにはゴール前で決定的チャンスに絡む。
まさにこのACLでは矢島がガンバの心臓になっています。
なんでゴール前にボールに絡むのが矢島ばっかやねん、ペレイラはなにしとる!
ほんで、なんでいつも活躍してる選手が怪我で交代していくねん…
そんな風に思ってしまいましたね。
オフザボールで明らかに動きの少ないペレイラに対しては僕はあまり期待できません。
そして、前半で言えば川﨑が左WBで起用されたことにより、守備では苦労する形になってしまいました。
これに関して言えば、川﨑が悪いのではなく川﨑をWBで起用したことが悪いですよね。
完全に強みよりも弱みが目立ってしまう形になっていました。
さらに今のガンバで一番気になっているのは井手口の不調です。
今節も状況判断が遅く、ボールロストが多かったり、ボールを取りに行っても取り切れずファールになってしまったりと完全に以前の輝きは失われています。
現時点では、地味な働きで相手のチャンスを摘んだりタイミングを見て前線に顔を出す奥野と、攻守にわたりハードワークできボールを前へ運べる倉田のボランチがいいのではないかと思っています。
②逆にチェンライには狙い通りの攻撃で攻め込まれる
ガンバがなかなかうまく噛み合わない中、逆にチェンライは限られた戦力を活かして、最大限できることをやり続けさらにそれがなかなかハマっていた印象です。
守備時はゴール前に人数をかけてしっかり守り切り、ロングボールで9番ビルに納めつつ、7番フェリペと10番ティアトラクーンが絡んでシュートまで持っていく。
このシンプルな狙いを愚直に実行し続けて、再三ガンバゴールを脅かしました。
特に前半はガンバの左WBの川﨑のところがウィークポイントになっていたので、そこで起点を作りやすかったのもあると思います。
ガンバがなかなかゴール前までいけない中、チェンライは狙い通りの攻撃を繰り返し追加点のチャンスを伺う。
これがずっと続く試合を観るのは、なかなか苦しかったですね。
③グループステージの突破パターン、考えてみた。
ガンバが残り2戦で勝ち切ることがほぼ必須の条件ではありますが、まだまだノックアウトステージ進出の可能性がなくなったわけではありません。
ここで、ガンバがグループステージを突破する条件を考えて見たいと思います。
まず5つの各グループのうち、1位の5チーム&2位のチームのうち上位3チームが突破となります。
それを踏まえて、各グループの現在の順位表を見ていきましょう。(7/7 23:00時点)
グループF | Pt | 試合 | 得失 |
蔚山 | 12 | 4 | 7 |
パトゥム | 9 | 4 | 5 |
ベトテル | 3 | 4 | 0 |
カヤFC | 0 | 4 | -12 |
グループG | Pt | 試合 | 得失 |
名古屋G | 16 | 6 | 12 |
浦項 | 11 | 6 | 4 |
ジョホール | 3 | 5 | -6 |
ラーチャブリー | 1 | 5 | -10 |
グループH | Pt | 試合 | 得失 |
全北現代 | 10 | 4 | 14 |
G大阪 | 6 | 4 | 2 |
チェンライ | 5 | 4 | 0 |
タンピネス | 0 | 4 | -16 |
グループI | Pt | 試合 | 得失 |
川崎F | 12 | 4 | 18 |
大邱 | 9 | 4 | 14 |
北京 | 1 | 4 | -15 |
ユナイテッド | 1 | 4 | -17 |
グループJ | Pt | 試合 | 得失 |
C大阪 | 13 | 5 | 11 |
傑志 | 10 | 5 | 3 |
ポート | 5 | 5 | -2 |
広州 | 0 | 5 | -12 |
ガンバが2連勝することを前提に話をすると、一番嬉しい状況はチェンライが全北現代に引き分け以上のミラクルを起こすことですね。
そうするとガンバがグループHで1位となり、無事突破となります。
問題は2位での突破です。
こちらもガンバが2連勝することを前提とすると、その場合のガンバの勝ち点は12となります。
この勝ち点より下のチームが2チームあれば突破できるという状況ですね。
現時点、すでにグループGの浦項が勝ち点11で確定してます(グランパスありがとう!)ので、あともう1チームが勝ち点11以下になれば突破です。
※勝ち点12で並んでも得失点差で勝れば突破できるのですが、他チームの2位の得失点をみるとそれはあまり期待できなさそうです。
- 一番わかりやすいのは、グループJでC大阪に傑志をボコしてもらう
- 二番目の希望としては、グループIでまず川崎Fに大邱をボコしてもらう&ユナイテッドに引き分けてもらう(これは難しいかも)
- 三番目はグループFでパトゥムが1勝1敗以下を祈って得失で上回る
この場面でセレッソに頼るのは、ガンバサポとしては気が引けるところがあるのは事実ですが、自分たちが蒔いた種でそんなことは言ってられない。
とりあえずグループ突破すればそれでいいです!
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 矢島慎也選手 です!
今節で唯一戦っていた選手ではないでしょうか。
持ち前のサッカーIQ,センスでゴール前にも数多く顔を出し、何度も決定機に絡みました。
そのうち一つでも決め切っていたら…なんて思ってしまう部分もありますが、このACL2021では間違い無くガンバの心臓となってくれています。
負傷退場となってしまいましたが、大きな怪我でないことを祈っています。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの矢島慎也選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
失点はしゃーない。このACLはヒガシのスーパーセーブの出番はあまりないね。
昌子源
思っている以上にビルに苦労していた印象。大きく崩れることはないが、昌子ならもっとできるはず。
菅沼駿哉
不用意なカードがあったのは残念。ただ菅沼の漢気は僕は大好きです。
三浦弦太
積極的に前へボールを持っていこうとしている意識は見えた。第二のヨングォンになって欲しい。
奥野耕平
地味にバランスをとりながら働く姿好き。そして前線まで走りきってチャンスを作ったシーンはすごく良かった。
井手口陽介
こんなん井手口ちゃう。3人くらいに見える井手口の躍動をみたい。
小野瀬康介
時折魅せる上手さはさすが、良くも悪くもあまり目立ちが足りなかった。
川﨑修平
WB起用が気の毒やった、攻撃ではサポートもない中孤軍奮闘してた。
宇佐美貴史
とにかく宇佐美のゴールだけが見たい。宇佐美が決めればガンバの全てがうまくいく。
レアンドロペレイラ
正直なにがしたいのか、チームの一員として勝ちにこだわっているのか見えないのが残念。
黒川圭介
クロスの質がやはりまだ足りない部分もあるが、縦への仕掛けが少し増えてきて嬉しい。
パトリック
やっぱりパトの献身的な守備からガンバのリズムは作られる。
倉田秋
前線よりもボランチとして、ガンバの中盤を支えて欲しい。常にハードワークで戦う姿勢が見えた。
山本悠樹
まだまだ本来の山本でない。もっともっと怖いパスをお願いします!
一美和成
残り少ない中の起用で時間が少なかった。得点が見たい。
まとめ:まだ道が閉ざされたわけではない 諦めず戦う、それだけ。
日本勢で最も苦しい状況のガンバ大阪。
かなり追い込まれている状況ではありますが、まだまだ諦める状況ではありません!
選手たちを信じて、グループステージ突破を手に入れましょう。
今回のレビューは特に遅くなってしまいました。笑
ちなみに今は第5節のタンピネス戦を観ています。倉田&川﨑ナイスシュート。
今日の独り言
やっとばんちゃんの解説から逃れられる!とにかく勝つだけや!