おはようございます、ガンバリーマンです。
宇佐美の劇的ゴールで最高の一戦だった前節から中2日。
怒涛の15連戦の5試合目のアウェイ札幌戦を迎えました。
相手のC札幌は中19日と休養十分で、ガンバ対策もしっかりやってきたんでしょうね。
今季2度目の連勝を目指して戦った今節を振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
「DAZNの契約してねーや」なんて人はいないと思いますが、万が一いたらもったいない!
ここからのガンバの反撃が観られないなんて…。
もちろんガンバ以外のJリーグ、プロ野球、バスケ、F1、…と盛りだくさんなんでまだの人はぜひ!
矢島 J1通算100試合でのメモリアルゴール!守備では最後はやらせない!
試合結果&スタッツ
試合結果 @札幌厚別公園競技場
C札幌 0-2 G大阪
0 前半 1
0 後半 1
得点者:[G大阪]矢島慎也 29′ レアンドロペレイラ 53′
試合スタッツ
C札幌 | G大阪 | |
---|---|---|
58% | ボール支配率 | 42% |
15 | シュート | 7 |
1 | オフサイド | 1 |
12 | FK | 14 |
10 | CK | 2 |
0 | PK | 0 |
Y:3 , R:0 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
35’ 高尾瑠⇒黒川圭介(G大阪)
46’ ルーカスフェルナンデス⇒菅大輝(C札幌)
60’ 福森晃斗⇒深井一希(C札幌)
64’ 荒野拓馬⇒柳貴博(C札幌)
64’ ジェイ⇒青木亮太(C札幌)
70’ ウェリントンシウバ⇒宇佐美貴史(G大阪)
70’ チュセジョン⇒奥野耕平(G大阪)
75’ 矢島慎也⇒一美和成(G大阪)
75’ レアンドロペレイラ⇒パトリック(G大阪)
85’ 小柏剛⇒ドウグラスオリヴェイラ(C札幌)
試合トピック 3つ
①矢島のメモリアルゴール&ペレイラのスーパーゴールで今季2度目の連勝!
今節の個人的なハイライトは以下の通り。
- ペレイラ&シウバの相性抜群コンビがスタメン
- 高尾のスタメン復帰&足裏悪質タックルで負傷交代…
- ライン高めのDF陣&ボランチが前までボールを取りに行く積極守備
- 昌子&ヨングォンのシュートブロックにヒガ神の神セーブ連発
- シウバの突破に逆サイドシャドーの矢島が決め切る
- 黒川のドンピシャクロスにペレイラのスーパーゴール
- ことごとくC札幌のチャンスの芽を潰し切る倉田のハードワーク
- どこまでも走る小野瀬
やっぱり勝ち試合は気持ちいいですね。
前節からスタメン5人を変更した今節は、久々のペレイラ&シウバの相性抜群コンビ、そして完全復活した高尾がスタメンに入りました。
ペレイラ&シウバはACLのときにその相性の良さを魅せてくれていたので、なんで同時起用しないのかとモヤモヤしてましたがやっとやってきましたね。
そして高尾がいるといないでは右サイドのクオリティが段違い。
もう完全にガンバになくてはならない大事な大事な戦力です。
やのに、チャナティップよ。それはいかんでしょ。詳しくはのちほど。
試合全体で特徴的だったのは、ボールを保持してくるC札幌に対して高めのDFラインで対応し、相手が後ろに下げた際は、ダブルボランチの倉田&セジョンが相手最終ラインまでボールを追いかけていくといった積極的な守備をしていたところですかね。
普段あまり観られない守備でしたので、対C札幌用に準備してきたものだったんでしょうね。
攻めては、特に左サイドの小野瀬&シウバが積極的に崩していき、最終的にはそこから矢島のメモリアルゴールが生まれました。
2シャドーのどちらかがアシストして、もう一方がゴール前で仕事をするっていうのがなかなかいい攻撃でしたね。
極度の得点力不足で苦しんでいたガンバに大きな希望が見えてきたように感じました!
後半についてもDF&GK人がしっかり最後の最後は守りきり、逆に黒川からのドンピシャクロスをペレイラのヘッドでゴールに襲いかかりました。
一度はキーパーに弾かれたもののそのままボレーで押し込み追加点となりました。
眠れる大砲 ペレイラが完全に目覚めましたね!
ゴール前でどっしり構えるCFタイプと思っていましたが、シャドーのようなある程度自由に動いてボールを受けるほうが得意なタイプなんですね。
やっとペレイラの活かし方がわかってきたような気がします。
あと注目だったのは、なんといっても倉田&小野瀬のハードワーク。
小野瀬は慣れない左サイドでスタートし、高尾の負傷交代に伴って右サイドにチェンジ。
それでいて11kmもの走行距離&両チーム中1位のスプリント28回と、連戦の中本当に走ってくれています。
倉田についても、両チーム1位の走行距離11.9kmはもちろん、守備時のハードワークがマジで効いてました。
左サイドで黒川が抜かれても倉田のカバーでクロスを上げさせず、カウンターをくらいそうなときも素早く寄せて相手に早い攻撃をさせないなどしっかり仕事を果たしてくれていましたね。
他の選手ももちろんすごいですが、この二人には特に頭が下がります。
②昌子&ヨングォンがしっかりブロック!それでも漏れたらヒガ神の神セーブ連発!
攻撃陣に迫力が出てきている理由に、やっぱりGK&DF陣の安定した守備があると思います。
今節ではとくにそれが感じられましたね。
ボールを保持しながらチャナティップのドリブルや細かいパス回しでゴール前まで侵入してくる札幌に対し、中央の昌子を筆頭に最後のところは足をだすもしくは体を投げ出すことができておりしっかりブロックできていました。
そして万が一ブロックをすり抜けても、そこは神様ヒガシがしっかりシュートストップとめちゃくちゃ安心して見れましたね。
ヒガシのポジショニングがいいのか、読みがいいのか、危ないシーンはほぼ全て真正面でキャッチしてましたね。
宮本監督の残してくれた堅い守備が久々に安定してきた印象です。
前述の通り、このC札幌戦では普段あまり見ない高めのDFライン設定&前からボランチまでもが寄せていく守備で多少のリスクはとっていましたが、相手にボールを保持されてもしっかり守り切ることができていました。
中2-3日の厳しい連戦の中、試合勘やチームとしての戦術理解はどんどん高まってきており、なんならそのメリットがコンディションの厳しさを凌駕してきている状態ですね!
③うちの大事な大事な高尾になにしてくれとんねん!!!
今季2度目の連勝で終えることができた今節でしたが、手放しでは喜べなかったのがガンバサポの総意ではないでしょうか。
はい、前半30分すぎに起きた、C札幌チャナティップによる高尾への足裏タックルですね。
リプレイで見てみると高尾の右足首が完全にぐにゃりと曲がっていました。
結果としては、高尾は負傷交代、チャナティップはイエローカードでした。
藤春、福田、高尾といったサイドの台所事情が厳しいガンバにとって、高尾の復帰はなによりも嬉しいニュースでしたが、スタメン復帰した試合で負傷交代というやるせない結果になっていましました。
あの足裏タックルについては、故意じゃないにしろ悪質なプレーをVARで確認もせず被害者である高尾だけが交代して、ガンバが不利になるってのは正直納得がいきません。
あれでVAR発動しないルールならそれはルールに欠陥があると思いますし、選手生命をかけて戦っている選手たちのためにも、主審はあのようなプレーに対して厳格な態度でレッドカードを出すべきだと思います。
またこの試合を担当した主審については、あそこでレッドカードを出さないだけでなく、それ以外のC札幌のアフターチャージや危ないプレーに対し厳しく対処しなかったので、全体的に試合をコントロールできておらず、高尾以外にもだれが負傷してもおかしくない試合になってしまいました。
審判も人間なので、間違いやミス、そして個人毎の判断基準のブレがあることはわかります。
ただ今回のような危険なプレーで負傷者がでても見逃されてしまうようなことがないように願っています。
ほんで、キャプテンの三浦はなんで黙っとんねん!イエロー覚悟の強気で抗議しろや!!
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 倉田秋選手 です!
今節も、前節に続き誰をMVPにするか悩みました。笑
J1 100試合のメモリアルゴールを決めた矢島か、2試合連続得点のペレイラか、それとも神セーブ連発の東口か。
まだまだ他の選手もMVP級の活躍をした選手は多くいます。
ただ僕は倉田秋を推したいと思います。
倉田の活躍については前述の通りです。
ボランチとして縦横無尽に駆け回り、C札幌にボールを保持される時間が長くなっても守備のカバーリングやファーストプレスにいったりと文字通りハードワークでチームを助けてくれました。
どんなときも手を抜かず、気持ちのこもったハードワークをしてくれる倉田が大好きです。
その熱さがガンバ全員に伝染すれば、ガンバは生まれ変われると思うんですけどねえ。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの倉田秋選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
試合立ち上がりから、何度も神セーブ連発。ほぼ全て真正面でシュートストップするという、テニプリの手塚ゾーン状態でした。
キムヨングォン
一回かなりやべえミスをしましたが、やっぱりヨングォンからのフィードはガンバの大きなストロングですね。
昌子源
三浦のキャプテンマークを剥ぎ取ってつけて欲しいです。守備では圧巻のプレー連発で時折見せる縦パスも効いてた。
三浦弦太
前節休養にもかかわらず、怠慢な守備。高尾の負傷シーンも何も言わず、キャプテンとしての仕事を果たさない。正直もうキャプテンとしては期待していません。
小野瀬康介
過労で倒れないか心配になるくらいの活躍。ただただありがとう。最近見られなかった小野瀬の仕掛けも少しずつ増えている印象。
チュセジョン
守備時に後ろからアフター気味でいってしまうことが多い気がする。サイドチェンジはやっぱりキレイなキック。
高尾瑠
多少敵がいても前にボールをつける積極的な姿勢、ドリブルでもスルスルっと抜いていく技術が観ていて楽しい。なのでなおさらあのタックルは許せん。ガンバサポ全員が高尾の怪我が大きくないことを祈っています。
ウェリントンシウバ
完全にガンバにフィットしてきた。途中交代でも気持ちのこもったプレーを魅せない宇佐美よりも序列は上だと思う。その強烈な仕掛けをこれからもガンガンだしてください。
矢島慎也
ゴール前へしっかり顔を出し、決めきった先取点は最高。J1 100試合おめでとう!
レアンドロペレイラ
ペレイラも周りもお互いに意思共有できてきた印象。こっからパトリックとの2枚看板で得点量産頼みます。
黒川圭介
高尾の負傷交代で急遽投入。ACLのときから急遽投入されること多くない?にもかかわらず今節は珍しくクロスの質が良かった。それを継続でおなしゃす。
宇佐美貴史
前節の劇的ゴールはほんまに良かった。それだけに途中交代にもかかわらずチンタラ走ったり、札幌の金子への寄せが甘かったりと正直ガッカリ。技術は確かだが、気持ちが弱すぎて悲しい。
奥野耕平
やっぱり奥野はボランチやな。ガンバのショートカウンターの起点になるボール奪取はほんまに大きな武器になってる。
一美和成
パト&ペレイラに負けず、CFとして試合に出て欲しい。昌子からの縦パスに気を抜いていた瞬間があったのでそこは修正して欲しい。
パトリック
今節は試合を引き締めるための投入で特に見せ場なし。基本守備が多かったが、いつもありがとう。
まとめ:今季2度目の連勝!危なげなく勝てる試合ができるようになってきた!
前節の大分T戦につづき、勝利を飾ることができました。
連戦により、疲労よりもチームとしての試合勘&戦術理解の向上の方が目立ってきており、攻守共にクオリティが上がってきましたね。
現在は勝ち点23で13位まで順位を上げてきたG大阪。
すぐ上の12位には勝ち点26のC大阪がいます。
とりあえず次節で勝ち点では並びたいですねえ。
この調子で怒涛の快進撃を魅せてくれることを期待して、今回はこれくらいにしたいと思います。
今日の独り言
柔道の団体戦でフランスに負けたの結構悔しい。このオリンピックで一番悔しいかも。