ガンバ大阪

ルヴァンカップ グループステージ第2節 vs大分T@昭和電ド 勝ち切りたかったが、アウェイで貴重な勝ち点1!

おはようございます、ガンバリーマンです。

劣勢ながらもリーグ戦で浦和レッズ相手に勝ちきった勢いそのままに迎えた、今節はルヴァンカップはアウェイ大分トリニータとの一戦です。

ついこの間まで大分Tを率いていた片さんにとっては、早すぎる古巣対戦ですね。笑

第1戦のセレッソ戦では負けているだけに、どうしても勝ち点3が欲しい中臨んだ一線を振り返りたいと思います。

※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。

勝利には及ばなかったが、2度のビハインドも追いつき怒涛の攻めを魅せたガンバ!

試合結果&スタッツ

試合結果 @昭和電工ドーム大分

大分T 2-2 G大阪

2 前半 1
0 後半 1

得点者:[大分T]長沢駿 11′ 45+1′
    [G大阪]奥野耕平 43′, パトリック 63′

試合スタッツ

大分TG大阪
8シュート16
0オフサイド0
8FK8
5CK5
0PK0
Y:1 , R:0警告・退場Y:1 , R:0

スターティングメンバー

ポジティブレビュー

まず試合を通しての主なレビューはこんな感じ。

ガンバリーマン的レビュー
全体所感
  • 基本フォーメーションは初の4バックで4-2-3-1を採用
  • セットプレーの守備の隙や、ガッツリハンドで2失点(反省)
  • 前線の守備や攻撃の幅は今シーズンで一番よかった(3点目欲しかった…)
  • やっぱり躍動してくれる交代選手、片さん采配今節もズバリ!
トピック
  • 立ち上がりから、山本&山見の関学ラインでチャンス量産
  • 相手CKでなぜかドフリーの長沢に豪快ヘッドお見舞いされる(もう恩返しいらん)
  • 佐藤にとっては、ハンドやビルドアップのクオリティで苦い経験か(見返してやれ!)
  • トップ下の山本がかなり効いていた!(ゴールも獲ってくれればマジで言うことなし。)
  • 未月&一彩がガンバデビュー!こっからめちゃ期待!

片さんは大分Tの選手たちの特徴をほぼ完璧に理解していますし、逆に大分Tの選手たちは片さんのサッカーをよく理解しているという、お互いにとってやりにくい状況だったと思います。

そんな中、先手を取ったのは大分トリニータでしたね。

ガンバとしては、山見&山本の関学ホットラインで何度かチャンスを作りましたが決めきれず。

試合前半は特に大分Tの時間が続き、最終的にはCKで長沢にまたもや恩返し弾をお見舞いされてしまいます。

ガンバリーマン

長沢をあんなにドフリーにしてちゃあ、決められちゃいますよね。笑

劣勢ながらも、

  • トップ下の山本がボールを引き出したり
  • ボランチの齊藤が綺麗なサイドチェンジで展開したり
  • サイドの石毛が絶妙に周りと連携をとりながら崩したり
  • 山見が個で仕掛けに行ったり

と、何度かガンバの攻撃として期待できそうなシーンが少しずつ出てきました。

そんな中、試合を通して前線からの積極的な守備に取り組んでいたガンバの姿勢が実り、FWの坂本の寄せで奪ったボールを山見が繋ぎ、最終的には奥野の同点弾を奪い取ることが出来ました!

前半終了間際に佐藤のハンドでPKを献上してしまいさらにもう1点失いますが、後半開始と同時に片さん得意の早めの交代でパトリック&福田を投入し、ここから一気にガンバの時間が続きましたね。



この試合を通して特別効いていたのが、やっぱり山見と山本だったと思います。

山見に関しては言わずもがな。

前線から積極的にプレスをかけ相手のビルドアップを制限してくれますし、どんなに苦しい時でも個で打開してしまうだけの高いクオリティを今日も披露してくれました。

またボランチではなくトップ下で起用された今日の山本は、持ち前のクレバーさで攻守共に絶妙な位置どりで相手の嫌なところばかりに顔を出していました。

その結果、山見やパトリックと連動することで何度も相手のビルドアップをハメることが出来ていましたし、なによりゴール前でボールを持つ回数が多く、決定機を何度も迎えていました。

あとはゴールさえ決める力がついてくれば、日本を代表するMFになりそうな予感さえありましたね。

最終的には山見からの絶妙クロスをドフリーのパトリックがヘッドで叩き込み同点に追いつきましたが、その後も何度か決定機を作り出せていたので、なんとか勝ちきりたかったですね。

ただ2度のビハインドを追いつき、今日のような若手メンバー主体でアウェイで勝ち点1を取れたことは決して悪くありませんし、試合内容としても試合を重ねるごとに良くなっていっていることが目に見えるので今後も期待しかありません!

G大阪 個人的MVP と 各出場選手評

ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP

本日のガンバ大阪MVPは 山見大登選手 です!

ゴールこそは生まれなかったものの、劣勢の前半も含めただ一人チャンスを作り続けていたプレーはもはや別格でした。

特に関学の先輩である山本とのホットラインはかなり効いていて、やっぱり山本が山見の使い方を一番わかってるなーと思うことが何度もありました。笑

GKも含めて最終ラインから積極的にビルドアップしてくる大分に対し、終始前からのプレスをかけ続けハートワークをしてくれました。

そのおかげもあって、相手はなかなか思うように前線へボールを運べず、またビルドアップにミスがでて何度かガンバのチャンスを迎えることが出来ました。

1点目の奥野も、2点目のパトリックも共に、山見の正確なアシストがあってこそでしたね。

そろそろ山見自身のゴールを観られることを期待して、今日のMVPとさせていただきます!

ガンバリーマンによる、各出場選手評

MVPの山見大登選手以外の選手について、さらっとコメントします!

加藤大智
飛び出しのタイミングは観ていて多少ヒヤヒヤする。笑 ただ後半2-2になった直後に迎えた、梅崎のボレーを止めたプレーは叫んだ!ナイスセーブ!!ありがとう!!

黒川圭介
守備面では相手の増山に苦しめられていた印象。ただ攻撃面では持ち前のスピードとテクニックにプラスして強引に持ち上がるシーンもあり、見応えがあった。心強い。

福岡将太
前回のセレッソ戦に続き、ビルドアップ時に少し自分で持ち運びプレスをかわしつつ通す縦パスのクオリティに惚れ惚れした。短いパスもロングフィードも共に正確で速く、相手に追い付かせないビルドアップがガンバのストロングになりつつある。

佐藤瑶大
佐藤にとっては、昨シーズンのフロンターレ戦以来の悔しい一戦になったのでは。ビルドアップでは効果的なパスは出せず、むしろミスでピンチを招いてしまう。そしてロングフィードも基本つながらない。不用意なハンドでPKを献上してしまったことも残念。後半22分あたり、山本のダイレクトクロスをバーに直撃させたシーンさえ決めきっていればヒーローになれたかも。

柳澤亘
左右のSBを難なくこなすユーティリティ性はさすが。攻守に安定しており、特に攻撃面では積極的に相手のSB裏まで駆け上がり、何度かチャンスを演出した。

齊藤未月
ガンバデビューおめでとう!ボールを失わずに運べる&左右に展開できる、そしてしっかり奪いきる能力の高さを魅せてくれた。コンディションをガンガン上げてフル稼働お願いします!

奥野耕平
目立たないが、守備では着実にスペースを消し、チャンスと見ればゴール前まで顔をだす持ち味が存分に出ていた。その結果1点目につながった。ビルドアップ時にもう少しリスクを追って前にボールを出してもっと怖い選手になって欲しい!

山本悠樹
ボランチよりもトップ下の方が合っているのでは?と思うくらい効いていた。持ち前のクレバーさでいて欲しいほころにいる。そして常にボールに関わり、周りを活かすだけでなく自身で決定機を迎えるシーンも何度かあった。相手のビルドアップ時も、上手く相手アンカーの存在を消しつづけて自由にさせなかった。あとはゴールのみ。

石毛秀樹
今節はサイドで起用。ただ自由に下りてボールを引き出したり、山本や齊藤と適度な距離感でガンバの攻撃のリズムを作った。どのプレーもセンスを感じさせた。

坂本一彩
前線から積極的な守備で1点目の起点となった。何度かシュートチャンスはあっただけに、ゴールは次回以降に期待!

福田湧矢
後半開始と同時に左サイドで起用され、攻撃を活性化させた。浦和戦に引き続き、PA付近で積極的なシュートも実らなかったが、これからもガンガン打ち続けて欲しい。

パトリック
やっぱパトリックは頼りになる。強引にシュートを打ちに行く姿勢を何度も見せてくれた。2点目のヘッドは相手GKが気の毒になる程豪快やった。笑

倉田秋
我らが頼れるキャプテン。後半ほとんどガンバの時間が続いたのは、地味ながらも相手のチャンスの目を潰し続ける倉田のハードワークが大きく効いていたのでは。今後も頼みます。

高尾瑠
後半14分あたりに右SBで投入されてから、攻守共にハイクオリティやった。浦和戦の関根に対する完璧スライディングタックルのように、今回も完璧に相手チャンスを潰すプレーがあった。攻撃面でも積極的に駆け上がり、2点目に絡んだ。

中村仁郎
ボールタッチ、ドリブルはさすが。相手DFを一人くらいなら当たり前のようにかわしてしまうのはすごい。それだけに抜いた後のクロスの精度があまり良くなかったのが惜しい。また守備時の寄せが少し遅れ気味に感じた。

まとめ:チームのコンディションは日に日に良くなっている!

今節は惜しくも引き分けとなりました。

後半について言えば、ほぼガンバの時間が続いており圧倒できていたので、できれば勝ちきりたかったですね。

ただまだルヴァンカップは始まったばかり。

1分1敗とスタートには出遅れてしまいましたが、今シーズン試合を重ねるごとにガンバのチームとしてのコンディションは目に見えてよくなってきていますね。

ここからもまだまだ完成度を上げていくためにも、今週末の川崎フロンターレ戦も勝って勢いをつけていきましょう!

今日は以上。

今日の独り言

娘が歩いた!