おはようございます、ガンバリーマンです。
代表ウィークでリーグ戦はお休みの中迎えた今節は、ルヴァンカップGrステージ3試合目、アウェイで鹿島アントラーズとの一戦でした。
リーグ開幕戦では、あのパトの退場があったりと悔し悔しい敗戦となっている相手だけに、絶対に今節は勝って結果で見返してやりたい相手ですね。
またルヴァンカップはまだ未勝利のため、トーナメントに勝ち上がるためにも勝利は必須。
アウェイで難しい試合が予想されますが、勝利を信じて迎えた一戦を振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
最高の立ち上がりも、セットプレーを中心に痛恨の4失点…
試合結果＆スタッツ
試合結果 ＠県立カシマサッカースタジアム
鹿島A 4－1 G大阪
0 前半 1
4 後半 0
得点者：[G大阪]パトリック 4′
[鹿島A]三竿健斗 52′, 鈴木優磨 66′, 関川郁万 73′, 染野唯月 90′
試合スタッツ
| 鹿島A | G大阪 | |
|---|---|---|
| 15 | シュート | 5 |
| 3 | オフサイド | 1 |
| 11 | FK | 15 |
| 3 | CK | 2 |
| 0 | PK | 0 |
| Y:1 , R:0 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー
ポジティブレビュー
まず試合を通しての主なレビューはこんな感じ。
全体所感
- 4-4-2のようにも思えたが、3-4-2-1が基本のフォーメーション
- 課題の立ち上がりは、パトのゴールで逆に最高の出だし！
- 前半は、ボールを持たせつつ5-4-1のしっかりブロック
- またチャンスとあれば決定機もいくつか作り出すガンバ
- 後半開始から球際で負け始め、徐々に余裕がなくなる
- セットプレーからの連続失点、反撃もできず…
トピック
- 立ち上がり4分、パトがゴールで宇佐美へのゴールパフォーマンス！
- しっかりブロックでピンチというピンチはほぼなしの前半
- 山本からのピンポイントクロスに再び決定機のパト
- 小野瀬のカットインからの弾丸枠ナイシュート
- 小野瀬の早いクロスに飛び込む山見
- 試合を通して対人で圧倒する昌子
- 久々の試合復帰の一森、悔しい結果に。（本当におかえり）
- セットプレーで痛恨の3失点、マーク＆GKともに大きな課題…
前半が良かっただけに、あの鹿島相手に結果でリベンジできなかったのは悔しすぎる。
正直この一言に尽きます。
今シーズン、早い時間に失点してしまう点が大きな課題になっていた中迎えた今節は、立ち上がりからしっかり集中しているのが観て取れました。
その結果、逆に開始4分という時間帯でパトの先制点につながりましたね。
CBの三竿に掴まれながらもなんとかプレーを続けようとする山見を起点に、パトのクロスから藤春の強烈ヘットがポストに直撃。（普通逆やろ笑）
そして再びこぼれ球に反応したパトが押し込み、待望の先制点でした！
このゴールは本当に嬉しかったですが、特に
- この前の鹿島戦で不運にも退場となったパトリックがゴールという結果でリベンジできたこと
- ゴール後、すぐにパトリックが宇佐美のユニを掲げ、相棒にメッセージを送ってくれたこと
の2点は、心にグッときましたね。
そのあとも、基本鹿島Aにボールを保持されますが、しっかりゴール前に5-4-1のブロックを作り最後は守り切る安定した守備ができていたので、ピンチというピンチもほとんどない前半でした。
前半でいえば、守備時は5-4-1のガンバでしたが、いざボールを奪うと早めにパトリックなどの前線につけて、山本や小野瀬、山見、倉田といった2列目が近い位置ですぐにサポートすることで何度か得点の匂いを感じるチャンスシーンは作れていました。
ただ、問題は後半ですね。
ルーズボールやデュエル時の球際の強度で、ガンバの選手たちは明らかに鹿島の選手たちに圧倒され始め、余裕をもってボールを待たせていた前半とは違い、明確に主導権を握られピンチを迎えるシーンが増えてきました。
そこからセットプレーで3失点、そして流れの中でも一番決められたくない相手にゴールを許してしまう状況に至りました。
ガンバリーマン的に気になったのは、特に2失点目後のガンバの選手たちのプレーでした。
明らかに気持ちが折れてしまっている様子が観て取れて、五分五分のルーズボールでも明確に鹿島Aの選手たちに寄せの速さ＆強さで負けてしまうシーンが顕著になってきていました。
もちろん前半から守備の時間が多く、体力的にきつい部分があったのだとは思うのですが、そんなとき熱い声援で選手たちを鼓舞できないことにも悔しさを覚えました。
デュエルで負けるシーンが多く、奪っても前線まで人数をかけられないことですぐに奪い返され、また守備に回る。
そんなシーンばかりが続く中、次第に相手のセットプレーも増えていき、その度にゴールを許してしまうという悔しい結果に終わりました。
どうしても中盤の強度で鹿島に上回り続けられた分、試合も圧倒されたといった感じでしたね。
そして今シーズン頼みの綱であった片野坂監督の交代策も、今日ばかりは裏目に出てしまっていたように感じました。
というか、そもそも誰が出ても局面局面でのデュエルの強度で負けてしまうようではどうしようもできないですし、毎回毎回そんなに狙い通りいくものでもないですね。
僕個人としては、まだチーム作りし始めたガンバは今はもがき苦しんでいる時期、この先に最高のチームが待っていると信じ、応援し続けます。
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 昌子源選手 です！
3CBの左として、デュエルでは負けなしだったのではないでしょうか。
またピンチを迎えたり、失点後のシーンではスカパーの放送に入るくらいデカい声でガンバの選手たちに檄を飛ばし、気持ちが折れているチームを一人持ち上げようと奮闘してくれていたように感じました。
もちろんセットプレーの3失点を含む、全4失点してしまったDF陣のリーダーとしての課題はありますが、メンタル面で今のガンバに唯一の希望となってくれているように感じたので、MVPにさせていただきました。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの昌子源選手以外の選手について、さらっとコメントします！
一森純
復帰おめでとう。持ち味である足元のスキルの片鱗は感じたが、まだまだここからのブラッシュアップか。シュートストップ面では1、2点目は防いで欲しかった…。
三浦弦太
やっぱり3CBのセンターが一番活きる。真ん中では鈴木優磨に対し自由にさせなかった。セットプレーの守備はチーム全体としての課題。
柳澤亘
守備の時間が多く、持ち味の攻め上がりはほぼ見せられず。2失点目に鈴木優磨を見失ったのは痛かった。
藤春廣輝
やっとおかえり。まだフルで走れるコンディションではないものの、藤春の良さである裏への抜け出しは少しでていた。1点目につながったヘディングは強烈で良かった！
倉田秋
ハードワークし、球際で戦える数少ない選手であるだけに、局面を打開できるようなリスクをとったプレーも観たい！ガンバの中盤は倉田の出来にかかっている。
齊藤未月
相変わらず強度高く寄せれる姿がよい、ただ周りがついて来れてないのが申し訳ない。
小野瀬康介
前半は攻守に渡りアップダウンを繰り返し、最高の活躍。後半になると疲れが出てきたのか押し上げられるシーンがなかった。
山本悠樹
左サイドを起点に、以前のジュビロ磐田の時とは違い好プレーが多かった。特にパトへのドンピシャクロスで決定機を演出したシーンは良かった。後半も観たかった。
山見大登
前半は良く仕掛け、右サイドで起点となっていた。ただ山見にはクロスではなくシュートまで強引に持っていくプレーを期待してる！
パトリック
試合早々のゴールと宇佐美へのゴールパフォはグッときた。後半は一人前線で奮闘していたが、さすがにサポートなしでは厳しかった。
黒川圭介
持ち前のスピードと持ち上がりを魅せるシーンはなかった。藤春との共存はやはり難しいのかも。
奥野耕平
中盤でロストしたり、奪いきれなかったりとあまり良い出来とは言えなかった。奥野の目立たないが気の利くプレーが好きなので、最近のガンバサポの厳しい意見を見返すような活躍をしまくってほしい！
福田湧矢
常に守備の時間が続いたため、良さは出せず。
ダワン
ガンバデビューおめでとう！時間も短く、難しい状況での投入やったので特にボール持てず。
レアンドロペレイラ
時間なく、パワープレーも不発で見せ場なし。
まとめ：戦術うんぬんよりもまずは戦う集団に！
アウェイ鹿島戦も、リーグ開幕戦のリベンジとはなりませんでした。
一番不安に感じるのは、少しでも劣勢に立たされると今のガンバの選手たちのほとんどが奮い立つのではなく、下を向いてしまうことですね。
そしてそのメンタル的な影響がそのまま球際のデュエルなどで出てしまい、ずるずる劣勢に引き込まれる…。
まずは昌子や倉田、福岡のように、どんな時も下を向かず戦い続ける集団になってほしいです！
ガンバサポのほとんどの方が、選手たちが辛くしんどいタイミングに声援で後押しすることができないことにモヤモヤと悔しい思いを抱いているのではないでしょうか。
いつか以前のように声を出して応援できる時を信じて。
そして戦える集団、強いガンバがこの先にあることを信じて。
僕はただ応援していきたいと思います。
今日は以上。
今日の独り言
樋口はマジでいい選手やな。今日はいなかったけどピトゥカもほしい。笑
