おはようございます、ガンバリーマンです。
ガンバの2021シーズンも終わり、来シーズンへの新体制構築のための移籍情報が飛び交っている中、ガンバサポには無視できないニュースが。
少し前に情報は出ていましたが、本日公式発表された件について徒然なるままに語りたいと思います。
マスターオブガンバ 遠藤保仁 ジュビロ磐田へ完全移籍
出てしまった公式発表 遠藤のジュビロ移籍
ガンバ大阪公式より、マスターオブガンバ 遠藤保仁選手のジュビロ磐田への完全移籍が発表されました。
遠藤選手のコメントは以下の通り。
2001年の加入からお世話になり、めちゃめちゃ楽しい時間を過ごすことができました。これからもガンバ大阪の更なる発展を期待しております。ガンバ大阪に関わる全ての方に感謝します。またお会いしましょう。
GAMBA-OSAKA.net
ガンバ大阪の胸に輝く9つの星の全てをもたらしてくれた、まさにマスターオブガンバの遠藤保仁。
そしてガンバリーマンの最も好きな選手です。
昨年レンタル移籍が電撃発表されたときと同じ、もしくはそれ以上の衝撃と寂しさが同時にやってきましたね。
今週の22日朝、信頼と実績のスポーツ報知にて報道されてましたが、どうしても現実を受け止めきれず流していました。
ただ本日12/27にガンバ大阪公式にてリリースされたこともあり、気持ちをひとつひとつ整理してみようかなとも思いました。
ガンバリーマンの素直な気持ち
まさに心にぽっかり穴が空いたような状態で気持ちの整理がなかなかついていない状況ですが、今の素直な気持ちを書き出すと以下のような感じでしょうか。
- 急な完全移籍、電撃引退などではなく、レンタル移籍の段階を挟んでくれたことにヤットのガンバへの大きな気持ちが感じられる
- 片野坂新監督の下、ヤットの活躍を観たかった
- ”また会いましょう” その言葉を信じて、最後はガンバで盛大に!
- 悲しいことばかりでない。ガンバと戦うヤットを観られるというワクワク感!
①レンタル移籍→完全移籍のステップにヤットのガンバへの大きな気持ちが感じられる
まず僕としては、急な完全移籍や電撃引退ではなく、一度レンタル移籍というステップを挟んでくれたことにヤット自身のガンバへの想いを感じました。
その想いをうまく言葉にはできませんが、ヤットの心のどこかにガンバ大阪がしっかり存在してくれているなと感じたということです。
昨年、ジュビロ磐田への移籍がリリースされた時、完全移籍ではなくレンタル移籍でした。
この移籍自体、衝撃的なニュースではありましたが、今振り返るとここで完全移籍ではなくレンタル移籍にしてくれたことに対してヤットに感謝しています。
長年在籍しているガンバに甘えることなく、選手としてできる限りプレーしたいという確固たる意志を持つヤットであれば昨年の移籍のタイミングで完全移籍の選択肢も大いにあり得たと思います。
ただそのようにはせず、
・まずはレンタルで選手としてより輝ける場所で新たなチャレンジに取り組む。
・そしてJ1昇格を決め、契約上ガンバと戦うことができないことを避け、完全移籍を決断。
というように、
ヤット自身が選手として輝くために最善の選択をしつつも、ガンバ大阪と遠藤保仁という切っても切れない関係についてもより良い方向を、毎回模索してくれていたように感じます。
それでもガンバにとってレジェンドという言葉では足りないくらいの選手である、遠藤保仁の移籍はやはり寂しいことには変わりないんですけどね…。
②片野坂新監督の下、ヤットの活躍を観たかった
ガンバサポであり、最も好きな選手がヤットであるガンバリーマンにとっての一番の楽しみは、来シーズンの片野坂監督の下でのヤットの活躍を観ることでした。
ヤット自身は41歳を超えて体力的にはもちろんピークとは言えないものの、持ち前のサッカーIQ、正確なキック、あり得ないほどの落ち着きと視野の広さは未だ健在で、J2とは言え第一線で活躍できることを自身のプレーで証明してくれました。
ガンバとしては、宮本監督体制の下でこれまでのガンバと言えば攻撃というスタイルから
・堅い守備を軸としたスタイルへの方針変更
・少し強引な脱ヤットの取り組み
もあってヤットの活躍の場は失われていき、ジュビロ移籍につながりました。
ですが、正直それでガンバがうまく生まれ変われたとは思えない状況ですよね。
個人的には脱ヤットはいつかは必要だとは思いますが、それは無理やりヤットを外しつつ強行するものではなく、あくまでヤットよりも優れた選手の台頭の上、世代交代されるものだと思っています。
ヤットを外して若手を育てるのではなく、あくまでヤットという高い壁を超えた選手にこれからのガンバを任せるべきだったのではないかということです。
なかなかもがき苦しみ続けているガンバ大阪ですが、来シーズン独自の攻撃スタイルを確立している片野坂新監督の就任が決まりました。
- カタノサッカーでのヤットはどんなプレーをしてくれるのか
- ガンバから出て、やっぱりまだまだ活躍できることを証明したヤットが戻ってきたガンバはどう生まれ変わるのか
- 改めて近くでヤットを感じた若手選手たちがどんなふうに成長していくのか
もちろんピーク時のように全試合フル出場というところはコンディション的に難しくても、新たな片野坂監督の下でマスターオブガンバであるヤットがどんな活躍をしてくれるのかは非常に観てみたかったです。
③”また会いましょう” その言葉を信じて、最後はガンバで盛大に!
完全移籍が決まってしまった今、とんでもない寂しさに押しつぶされそうになりますがウダウダ言ってても仕方がありません。
先述の通り、ヤットの心の中にはやはりガンバ大阪が大切に存在してくれているように思います。
スポーツ報知の情報や、ヤットのコメントに”また会いましょう”とある通り、選手としての最後はガンバで盛大に迎えられると信じて今はヤットの活躍を祈っています。
④悲しいことばかりでない。ガンバと戦うヤットを観られるというワクワク感!
ここまでは素直に寂しい気持ちを書き殴りましたが、また新たな楽しみも増えました。
それは来シーズンはガンバ大阪と戦う遠藤保仁が観られるということですね。
理想はやはりガンバとしてヤットと共に戦うシーズンにしたかったですが、パナスタで
- ガンバ相手に戦うヤット も
- ヤット相手に戦うガンバ も
どっちもめちゃめちゃ楽しみですね!!
個人的には来シーズンのジュビロ戦ではヤットにゴールを決められつつも、チームとしてはこれまでにはない新しいガンバの攻撃サッカーで圧倒して勝つことが理想です。笑
愛知在住のガンバリーマンとしては、ジュビロ戦はホーム&アウェイの両方必ず現地観戦してやろうと思います!!
まとめ:この決断がお互いにとって良かったと言えるものになれば最高!
出会いがあれば、別れがある。
それがいくらガンバのレジェンド 遠藤保仁であっても例外ではありません。
長く在籍し居心地の良いクラブよりも、出場機会を求めて選手としてサッカーをより楽しめる居場所を選ぶヤットが大好きです。
今は心にぽっかり穴が空いたような気持ちですが、何年か経って「あの時のヤットの完全移籍はガンバにとってもヤットにとっても最善の選択やったなあ。」と思えるようなものになれば最高ですね。
来シーズンはガンバとは敵として戦うことになりますが、ヤット個人の活躍は心の底から願っています。
いつかまたガンバで共に戦えることを楽しみにして、これからのシーズンお互い最高の活躍をしましょう!
今日の独り言
気持ちの整理をしながら思いつくままに書いたので、いつもに増してぐちゃぐちゃな文章になってしまいすみません。笑
毎年この時期は来シーズンへの期待感と寂しいお別れで気持ちが落ち着かんなあ。