おはようございます、ガンバリーマンです。
リーグ戦やルヴァン杯では控えめにいってもかなり悪いチーム状況のなか、9/22(水)にあった天皇杯の湘南ベルマーレ戦では嘘のようにガンバの選手たちが躍動しました。(らしい)
愛知在住で現地参戦が難しい僕としては、中継がないのは残念でしたね。
なんで見られへんタイミングで元気になるかなー?笑
順位の近い柏Rとの今節は、残留争いから抜け出すために大きな大きな6ポイントゲームです。
最近は正直いいイメージのないレイソル相手ですが、”天皇杯の勢いそのままになんとしても勝ち点3をとりきってくれ”と願いながら応援したゲームを振り返りたいと思います。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
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ガンバの意地を魅せた!劣勢ながらも勝ちきり念願の勝ち点3!!
試合結果&スタッツ
試合結果 @パナソニックスタジアム吹田
G大阪 2-1 柏R
2 前半 0
0 後半 1
得点者:[G大阪]宇佐美貴史 3′, 菅沼駿哉 26′
試合スタッツ
G大阪 | 柏R | |
---|---|---|
42% | ボール支配率 | 58% |
6 | シュート | 19 |
2 | オフサイド | 1 |
12 | FK | 9 |
3 | CK | 9 |
0 | PK | 0 |
Y:0 , R:0 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
25’ 倉田秋⇒矢島慎也(G大阪)
46’ 北爪健吾⇒武藤雄樹(柏R)
64’ 瀬川祐輔⇒戸嶋祥郎(柏R)
64’ 細谷真大⇒神谷優太(柏R)
76’ チュセジョン⇒井手口陽介(G大阪)
76’ 柳澤亘⇒高尾瑠(G大阪)
80’ ウェリントンシウバ⇒塚元大(G大阪)
82’ マテウスサヴィオ⇒三原雅俊(柏R)
ポジティブトピック
天皇杯の勢いそのままに、セジョン&奥野コンビの4-2-3-1でチャンスメイク!
今節は、冒頭でも言及した天皇杯のベルマーレ戦のフォーメーションを基本に、4-2-3-1を採用しました。
僕はベルマーレ戦には現地参戦できていなかったので、ハイライトやTwitterでの情報くらいでしか内容を把握できていなかったので、どれくらいの出来を魅せてくれるものかとワクワクしていました。
試合展開としてはレイソルペースが続き、ボール保持もシュート数も劣勢の苦しい状況が続きました。
そんな中でも、試合序盤のセットプレーで早々に2得点を決めきり状況としてはそれほど焦らず対応できていたのではないかと思います。
特に怖さを出せない攻撃が続いていた今シーズンでしたが、今節は苦しい展開の中でも攻撃については間違い無く改善が見えました。
- 宇佐美が自由に動き、ボールを持てばサポートが複数いた
- パトリックは確実にボールを収めてくれて、味方が上がるまでの時間を作った
- 右の倉田は流石のハードワークで前線からの守備はもちろん、自分で持ち上がるシーンも多く見られた
- 左のシウバは相手DFもファールでしか止められないドリブルを連発した
- セジョン&奥野の押し上げも早く、攻撃に厚みがあった
⇨宇佐美を中心に、前線の選手同士の距離感がよく、選択肢が常に複数あり連動した攻撃を繰り返していた!!
劣勢の中でも前線の選手同士の距離感が良く、今シーズンなかなか見られなかったチームとして連動した攻撃ができていました。
その要因としては、
- 宇佐美を中心に前線の選手全員がサボらずすぐサポートの位置に入る
- パスを出した後も連動して動き続ける
- 2人目、3人目の動きを繰り返し続ける
という基本を繰り返し実行できていたからだと思います。
今シーズンのガンバには、なかなか見られなかった連動性でしたね。
苦しい中でもワクワクして応援することができました!!
宇佐美に菅沼、セジョン&奥野、シウバと躍動するガンバ戦士たち!!
今節は、今シーズンが嘘のように躍動するガンバ戦士たちがいました。
- トップ下で攻撃を組み立て1G1A & 献身的な守備 & スプリント数トップという圧倒的な結果を残す宇佐美
- ここ数試合でサポに批判されることも多かったが、貴重な追加点や大ピンチでの安定したシュートブロックで手のひら返しさせた菅沼
- 攻守でなかなか思うような活躍ができていなかった中、前節から正確なサイドチェンジや鋭い縦パスで魅せるセジョン
- 攻守共にハードワークで、ピンチの芽を摘み取りつつ後ろからの押し上げで攻撃の厚みを出す奥野
- 1-2人くらいなら簡単に抜いていく圧倒的なドリブル&切り替えの早い献身的な守備で貢献するウェリントンシウバ
- 前線で一人でもボールを収め続けて、味方が上がる時間を作り出せるパト
- 危ないシュートもしっかりセービングしきるヒガシ
などなど
試合内容としては、決して手放しで喜べるものではなかったかもしれません。
ただ、今節の戦いを見ると劣勢の中でも狙いを持って最後まで攻撃しきる(シュートで終わる)ことが多くなってきたので、観ていて非常にワクワクしました。
3CBで守備は堅いものの後ろに重すぎる展開が多く、攻撃も苦し紛れのパトへのロングボール一辺倒だったことを考えれば、今節のプレーはこれからに期待という意味では十分だったと思っています。
個人的には特にボランチの最適解は、今はセジョン&奥野のコンビですかね。
組み立てができるセジョンと、攻守共にハードワークで気の利いたプレーが多い奥野。
この二人のバランスは本当に良かったです。
連戦で難しいところもあるかもしれませんが、この二人をまずはベースに4-2-3-1を継続していってほしいと思いましたね。
劣勢ながらも全員のハードワークで勝ちきり勝ち点3をもぎ取った!!
3つ目のポジティブポイントとしては、後半どれだけ攻め込まれても全員守備でなんとか勝ち点3をもぎ取れたことですね。
ボールを保持される展開が多くシュート数でも圧倒され1点返されましたが、終盤崩れきることなくなんとか勝ち切ることができました。
残留争いから抜け出すために、今欲しいのは内容よりも結果です。
ガンバの選手全員から絶対に勝ちきるんだという強い意志を感じました。
特にフル出場でとっくのとうに体力は底をついていたであろうにもかかわらず、前線からの守備で走り回ってくれた宇佐美とパトリックは本当にかっこよかったです。
守備の強度が低かったり攻守の切り替えが遅かったりで今シーズン批判されがちだった宇佐美ですが、今節は試合終了と同時に倒れ込むほど出しきってくれました。
こんな宇佐美がいつも観られたら、ガンバがまた強くなる日は遠くないんじゃないかと思わせてくれるシーンでしたね。
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは 宇佐美貴史選手 です!
ガンバサポの期待が大きい分、結果が出ないとバッシングされることも多い宇佐美。
今日の宇佐美は間違いなくいつもの宇佐美ではありませんでした。
- 1G1Aと結果を残す
- トップ下で自由自在に動き回り、劣勢ながらも攻撃を組み立てフィニッシュまで作り上げる
- 試合全体を通しての前線からの守備やプレスバックに加えて、終盤でも全力ダッシュの守備
- 両チームトップのスプリント回数
- うまくいかなくても空を見ず、すぐに切り替える
といったように、結果だけでなく献身性を魅せ、ガンバサポ全員の期待を1試合で上回ってきました。
もともと宇佐美のスキルの高さにはだれも疑いは持っていないと思います。
今節では圧倒的なスキルに加えて、献身性や切り替えの早さといった部分も加わったので、弱点が全く見当たらないまさに理想のガンバ戦士でした。
次節以降も今日のようなプレーを期待します!
まだまだ宇佐美はこんなもんじゃねえ!というところをJリーグで見せつけて欲しいですね。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPの宇佐美貴史選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
ピンチで迎えた際どいシュートもなぜかキャッチングできてしまう圧倒的セービング力。さすがヒガ神。
藤春廣輝
ゴール前での守備はしっかり体を寄せてさすが。ウェリントンシウバとのコンビが高まってくるとかなりのストロングになりそう。
キムヨングォン
簡単にクリアせず、つなげる安定感はさすが。失点時のクリスティアーノへの対応は難しいとは思うが止めきって欲しかった。
菅沼駿哉
あんなに気持ちのいいヘディングでのゴールはなかなかない。追加点だけでなく、決定的ピンチも流石のシュートブロックでガンバサポを手のひら返しさせた。
柳澤亘
ビルドアップで2回ほど危ないミスはあったが、基本的にはやっぱりうまい。高尾といい競争をしてほしい。
奥野耕平
今ガンバのボランチで一番安定感のある選手。井手口よりも動き回りカバー範囲が広すぎ。地味な仕事がすごくガンバを支えている。
チュセジョン
相方の奥野の支えやガンバの前線の動きがでてきたことで、やっと韓国代表MFの片鱗が見えてきた。あの綺麗なサイドチェンジはほんま美しい。
ウェリントンシウバ
もうガンバには欠かせない存在。その圧倒的テクニック&スピードで相手DFはファールで止めるしかできず、かなりガンバのストロングになっている。攻撃だけでなく全速力でのプレスもかなり効いている。
倉田秋
試合序盤から持ち前のハードワークでガンバの攻撃を活性化させていただけに負傷交代は残念。怪我の少ない倉田ならすぐ戻ってきてくれるはず。
パトリック
競り合いに勝つだけでなく、ポストとしてしっかりボールを収めてくれてガンバの攻撃陣が上がる時間を作ってくれた。頼りになる。
矢島慎也
途中出場は負傷交代からの緊急投入が多いが、しっかり試合に入っていた。今節は倉田のハードワークの方が効いていたので次回に期待。
井手口陽介
今、ガンバのボランチの中で一番良さを出せていない印象。守備時は狩りきれず、攻撃時はリズムを悪くしてしまっている。帰ってこい、あの最強の井手口。
高尾瑠
後半は劣勢で攻め込まれ続けただけに、良さを出せず。個人的には柳澤よりも高尾が活躍してニヤニヤしてる姿が見たいので頼みます!
塚元大
高尾と同じく劣勢で攻め込まれる展開で良さを出せず。ゴリゴリ前への推進力を持ったチャレンジをしてほしーなー。
まとめ:ガンバ全員で勝ちきった今節。2ヶ月ぶりのホーム戦勝利はやっぱり嬉しい!
今シーズン2度目の4連敗中だったガンバでしたが、前半セットプレーから生まれた2得点を守りきり、見事に約2ヶ月ぶりのホームでの勝利を飾ることができました。
なにより、
- 今シーズンガンバサポに批判されることが多かった宇佐美と菅沼の得点で勝ちきり、
- セジョン&奥野のボランチに期待感が見え
- 気持ちの入った全員守備で見事勝ち点3をとった今節
は本当に嬉しかったです。
残留争いからいち早く抜け出し、安心して目の前の試合に取り組むためには非常に大切だった今回のホーム柏レイソル戦に勝てたことは本当に大きいです。
先日の天皇杯(湘南ベルマーレ戦)だけでなく、今節も攻撃の糸口が見えた4-2-3-1を継続して強いガンバを取り戻して欲しいですね。
この勢いそのままに、リーグ終盤戦と天皇杯優勝まで突っ走りましょう!!
今日の独り言
なんで前園さんかはわからんが、1試合1試合大切にして勝ち続けてくれたらなんでもいいで。笑