ガンバ大阪

J1 第19節 vs湘南B@レモンS レビュー

おはようございます、ガンバリーマンです。

今節は、代表ウィーク、天皇杯&ACL前の連戦の最終戦でした。

ここを勝ってリーグ中断期間に入るのか、負けて入るのかでチームの勢いには雲泥の差が生まれると思います。

それほど重要な一戦について、遅ればせながら振り返りたいと思います。

ガンバリーマン

ちょっと先週は忙しくて、ブログにアップするのが遅くなってしまいました。

※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。

祝降格圏脱出!ただ、まだまだ課題は盛りだくさん!

試合結果&スタッツ

試合結果 @レモンガススタジアム平塚

湘南B 0-0 G大阪

0 前半 0
0 後半 0

得点者:-

試合スタッツ

湘南BG大阪
54%ボール支配率46%
11シュート4
0オフサイド0
8FK13
6CK4
0PK0
Y:0 , R:0警告・退場Y:1 , R:0

スターティングメンバー&交代選手

スターティングメンバー

交代選手

46’ 塚元大⇒高尾瑠(G大阪)
60’ パトリック⇒レアンドロペレイラ(G大阪)
67’ 岡本拓也⇒畑大雅(湘南B)
74’ 倉田秋⇒奥野耕平(G大阪)
74’ 宇佐美貴史⇒一美和成(G大阪)
78’ 池田昌生⇒名古新太郎(湘南B)
78’ 山田直輝⇒田中聡(湘南B)
89’ 町野修斗⇒石原直樹(湘南B)
90+1’ 井手口陽介⇒ウェリントンシウバ(G大阪)

試合トピック 3つ

①Jリーグ中断前の大事な最終戦!なんとか降格圏脱出は死守。

徳島ヴォルティス、横浜FCと2連勝中のガンバ大阪。

今節も湘南ベルマーレに勝って、3連勝で気持ちよく降格圏脱出を目指し臨みました。

スターティングイレブンは徳島V戦のメンバーをベースに、日韓の代表選で不在の昌子&ヨングォンの代わりに菅沼&佐藤が起用となりました。

ガンバリーマン

佐藤は川崎F戦の右SB起用でこれでもかってくらいチンチンにやられたので、この試合で見返してやれ!と思いながら応援してました。笑

いざ試合が始まってみると、

  • 前線3人 パト、宇佐美、倉田のプレスが全くハマらず、うまくかわされ続ける
  • やっと奪ってもセカンドボールはことごとく相手に拾われ、また攻められる…
  • 左サイドの塚元の背後を狙われ、度々崩される

というように、かなり苦しい試合展開でした。

ただ、昌子&ヨングォンといった守備の要が不在の中、相手のフィニッシュのクオリティの低さにも助けられながらなんとか無失点で試合を終えたことは、最低限の収穫だったかもしれません。

このJリーグ中断前の最終戦で降格圏から脱出できるかどうかで、ACLを控えたチームの雰囲気も天と地ほど変わってきそうですし、今のチーム状況からは最低ラインの合格点はとれたとポジティブに考えましょう。

②良かったところは 無失点だったこと くらい、攻撃の見せ場はほぼなし

ただ、今シーズンのJ1残留や上位進出のためには、現実をしっかり受け入れて愚直に改善を重ねることも必要です。

正直今節でよかったところは”無失点だったこと”くらいです。

抜群の安定感を誇る昌子&ヨングォンが不在の中、

  • FC東京戦で立ち上がりに失点につながる痛恨のミスをしてしまった菅沼
  • 川崎F戦で長谷川&三笘にこれでもかというほど崩された佐藤

の2人を含む3CBで、苦しみながらも無失点で試合をやり切ったのは間違いなくプラスです。

菅沼は本来の落ち着きあるハードな守備で中央を守り切り、佐藤は持ち前の空中戦の強さを武器に左CBとして最低限の仕事は果たしてくれました。

ただ、それ以外ではチームとしては全く良さは出せませんでした。

ガンバリーマンが気になった点
  • 見せ場は前半9分のショートカウンターからのパト宇佐美へのスルーパスのシーンのみ
  • 前線のプレスが全くハマらず、かわされる
  • ビルドアップではここ2試合のヨングォンような持ち上がりもなく、最終ラインはバタバタ
  • 矢島・井手口に通るボールも質が悪く、前へ持っていけない
  • 苦し紛れのロングボールはことごとく相手に拾われる

というように、ここ2試合で悪いながらも要所では機能していた3-4-2-1のシステムも、まったく機能していませんでした。

③新監督ではなく、松波監督が正式就任!ガンバファミリーで一丸になろう!

話題になっていた元鹿島の大岩監督との交渉もうまくいかず、今節の前日6/1には松波監督の正式就任がクラブよりリリースされました。

ガンバのフロント陣による行き当たりばったりの対応で、他の選択肢がなく決まってしまったようにも感じ、不満に思っているサポーターも多いかもしれません。

ただ、サポーターとしてはこの選択を信じて応援する。

最前線で戦ってくれている選手やスタッフを信じて応援する。

それしかできないのです。

幸いなことに、今はリーグ中断期間でこれから始まる夏の過密日程を前に少しだけ落ち着いてトレーニングすることができます。

この期間で少しでもチームとしての一体感や狙い、強みを共有して、これからのACLやリーグ戦で大暴れしてほしいと願っています!

G大阪 個人的MVP と 各出場選手評

ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP

本日のガンバ大阪MVPは 東口順昭選手 です!

正直、今節はヒガシにしてはビッグセーブの数も少なかったと思います。

それは攻められ続けながらも、最後の最後で身体を張ってブロックしてくれたDF陣の活躍があったからかもしれません。

ただ、そんな中でもPA外からのシュートは入れられる気がしないオーラを放ち、攻められ続けても危なげなくセーブしてくれるヒガシを今節はMVPに選ばせていただきたいと思います。

というか、ほかのフィールドプレーヤーにまじでMVPに選べるようなメンバーがいなかった。笑

ガンバリーマンによる、各出場選手評

MVPの東口順昭選手以外の選手について、さらっとコメントします!

佐藤瑶大
無失点だったものの、佐藤のサイドから崩されることが多かった。あとはビルドアップ時に矢島に出すパスがことごとく荒れてた。

菅沼駿哉
危なげなく、身体を張った守備でさすが。正直三浦より信頼してる。

三浦弦太
日本代表FWの大迫が「海外のDFは寄せて取りに来る、Jリーグでは引いて守る」と言っていたけど、三浦は特にいつもディレイしがちに思う。昌子のように積極的に寄せる守備をしてほしい。

井手口陽介
なぜこんなにも井手口さんの躍動している姿を見れなくなってしまったのか。さみしい。

矢島慎也
DFからは効果的なボールが来ず、前線にもつなげようがなかった。かわいそう。

塚元大
今日は背後を狙われがちだった。塚元が悪いというよりか、チームとしての狙いどころがなかったのが問題のような気がする。

小野瀬康介
小野瀬が前線深くまでボールを持てる状況をチームとして作ってほしいなあ。

倉田秋
相変わらずのハードワークもチームとして機能せず空回りになってしまっていた。

宇佐美貴史
前半9分の唯一可能性を感じたチャンスを決めきってくれたら文句なし。

パトリック
ロングボールへの競り合いも、セカンドボールが相手にわたるので武器になっていないかも。むしろ守りやすくさせてしまっているような。

高尾瑠
守備や攻撃参加は頼りになる。ただパスミスがどうしても目立ってしまう。

レアンドロペレイラ
少しずつガンバにフィットしてきている印象。あとはチームのためのハードワークとゴール量産のみ。

奥野耕平
好調の奥野は先発で出てほしい。持ち前の運動量と守備力でガンバの中盤を安定させてくれー。

一美和成
もっと出場時間を増やして、ゴール前での仕事をしてほしい。

ウェリントンシウバ
可能性を感じる仕掛けはやっぱり魅力的。ペレイラとセットで長い時間見たい。

まとめ:苦しみながらもまずは降格圏脱出。ここから。

ここからガンバの試合がない時間が始まりますが、選手たちはACLや再開後のリーグ戦に向けて着実に準備をしてくれているはずです。

今季の鹿島のように、監督交代で一気に風向きが変えられた!というわけではありませんが、まずは降格圏脱出して上位進出へのスタートラインに立つことができました。

チームの状況としては、一向に攻撃での安定した改善は見られませんが、我々サポーターは選手たちを信じて応援していきましょう!

DAZNでACLの放送してくれーーーー!

今日の独り言

ガンバの試合がないことが一番辛いな、例え泥試合でも。