おはようございます、ガンバリーマンです。
ホーム未勝利&23年ぶりの4連敗中で迎えた、ホームでの徳島ヴォルティス戦。
今節からは下位チームとの連戦なので、まずは降格圏からの脱出したいガンバにとって非常に重要な戦いの始まりとなりました。
ひっさびさに心がウキウキする戦いだった今節を振り返りたいと思います!(ネタバレ 笑)
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
今季ホーム初勝利、初複数得点で反撃開始やーーー!
試合結果&スタッツ
試合結果 @パナソニックスタジアム吹田
G大阪 2-1 徳島V
1 前半 0
1 後半 1
得点者:[G大阪]パトリック 27’ 宇佐美貴史 72′
[徳島V]岩尾憲 67′
試合スタッツ
G大阪 | 徳島V | |
---|---|---|
33% | ボール支配率 | 67% |
5 | シュート | 11 |
2 | オフサイド | 3 |
12 | FK | 13 |
2 | CK | 3 |
0 | PK | 1 |
Y:2 , R:0 | 警告・退場 | Y:1 , R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
62’ 鈴木徳馬⇒クリスティアンパトッキオ(徳島V)
65’ 矢島慎也⇒奥野耕平(G大阪)
79’ 宮代大聖⇒渡井理己(徳島V)
79’ 杉森考起⇒西谷和希(徳島V)
79’ 倉田秋⇒一美和成(G大阪)
79’ 小野瀬康介⇒高尾瑠(G大阪)
84’ 小西雄大⇒川田篤秀(徳島V)
90’ パトリック⇒レアンドロペレイラ(G大阪)
試合トピック 3つ
①最強3CBの3-4-2-1を採用!守備は強固で、攻撃時にも迫力が出ていた!
解任ブーストもなく、なかなか勝ち点を稼げていないガンバ大阪でしたが、思い切って3-4-2-1の3バックのシステムを採用しました。
3バックには、左からヨングォン、昌子、三浦と、ガンバサポならだれもが見てみたいと思っていたはずの日韓代表経験者が並ぶ形となりました。
この3CBに東口までおったら、守備固すぎん?笑
その他は、ボランチに矢島と井手口、左右のワイドにそれぞれ塚元と小野瀬、そして2シャドーに宇佐美と倉田となり、最前線にパトリックとなりました。
試合全体を通してみると、序盤はG大阪が押し込んだものの、いつの間にか徳島Vにボールを握られる展開になり、ポゼッションやシュート数でも圧倒されました。
ただ、PKで一点を献上してしまった場面を除けば最強3CBが跳ね返し続けて、相手の枠内シュートも少なかったので相手にボールを持たせて後ろはがっちり固めるということが出来ていたのではないでしょうか。
また今までは、攻撃時に
- 中盤でボールを持った選手に対してサポートがいない
- 前線の動きが少なく出しどころがないため、無難な横パスやバックパスが多くなる
- ゴール前に飛び込んでくる人数が少なく、クロスを入れてもシュートにつながらない
といった問題点がありましたが、そのほとんどに改善がみられました。
- 中盤でのサポートやゴール前の顔出しが多く迫力ある攻撃が出来た
- 5バックのように後ろに重くなるかと思いきや、スムーズに攻撃に繋げられた
- 最強3CBの一人がつり出されても、残りの2人が中に残っているのでゴール前は固く守れた
特に、1,2番目の攻撃に関する改善は、2シャドー(特に倉田のハードワーク)が効いていたのではないかと思います。
なかなか中盤で数的優位が作れず、脅威になるようなボール回しができていなかった今シーズンでしたが、今節は2シャドーでOMFの人数を増やしたことでボールもうまく回っていたように思います。
宇佐美と倉田の2人が、
- カウンター時にも前線で攻撃の起点になってくれたり
- クロスのときに相手PA内のゴール前に飛び込んできたり
と、G大阪の攻撃に迫力を与えてくれました。
相手のビルドアップ時は、パト、宇佐美、倉田で全力プレスにいき押し返す部分もありましたし前線がすごく機能してましたね。
そして、なんと言ってもヨングォン、昌子、三浦の夢のような3CBが今節で初めて実現しました。
一人ひとりが日韓代表級の能力の持ち主なので、
- 対人守備では絶大な信頼がある
- 一人つり出されてもゴール前にはまだ2人のCBが残っている
ことで、Jリーグでも屈指の守備力を誇るのではないでしょうか。これにプラスしてゴール前には東口までいます。笑 信頼感半端ないですね。
また、左CBに入ったキムヨングォンはビルドアップ時には自分で前線にボールを運ぶこともできるので、それほど後ろに重い状況にはならず、今節もヨングォンの持ち運びからパトリックの一点も生まれました。
三浦もこれができるとマジで理想の守備陣やねんけどなあ。笑
②前節の小野瀬に続いて、ヨングォン&高尾の復帰が泣くほど嬉しい!
今シーズンはケガ人続出で、クラブからのリリースもほとんどないため、サポーターはずっとモヤモヤしていました。
そんな中、現役韓国代表キャプテンのヨングォンと、成長著しい右SBの高尾がやっと帰ってきました!!
ヨングォンについてはいつもの安定した守備に加え、先制点の起点になったボールの持ち運びなどみんなが今日のヨングォンの活躍には大感謝だったのではないでしょうか。
高尾については、途中出場でクロスがミスキックになってしまう場面もありましたが、守備意識は高く徳島Vの西谷にうまく対応し反撃の芽を摘んでくれました。
そして何より、深刻なSB難のガンバ大阪にとって高尾の復帰は誰もが待ち望んでいたものですよね。
僕は活躍してニヤニヤ恥ずかしそうにしている高尾が大好きです!ここからは右サイドを頼みます!!
今日の勝利や複数得点ももちろんうれしかったですが、この二人の復帰と活躍している姿を見ると、これからの快進撃を期待できるきっかけになりそうで泣くほど嬉しかったです!!
③久々の勝利!そしてガンバクラップ!!これも泣ける。
今季初のホームでの勝利、そして複数得点となった今節は、久しぶりに気持ちのいい試合で本当に嬉しかったです。
FC東京戦ではピッチ上で口喧嘩をしていたなんて話もありましたが、サポーターやスタッフはもちろん、最前線で戦ってくれている選手たちは本当に苦しかったと思います。
そんな中やっと手にできたホームでの初勝利。
大きく崩されることはほとんどなかったものの、ボールポゼッションやシュート数では大きく突き放されてしまうなど内容にはまだまだ課題があったかもしれません。
ただ今は内容は二の次でとにかく勝利が欲しいときに、見事勝ち切れたということを素直に喜びたいですね。
そして無観客試合にもかかわらず、DAZN越しでの久しぶりのガンバクラップ!!
いつものガンバクラップに比べると、サポーターがいない分少し寂しいものだったかもしれません。
ただ、DAZNの前のサポーター一人一人にとってはとても大きく、待ち望んでいたガンバクラップでした。
勝利をともに喜びあえるこのガンバクラップを待っていたんだ!!という気持ちが溢れてきて本当に嬉しく泣きそうになりましたね。
少なくとも僕の記憶では、今回ほどしっかりガンバクラップのシーンをDAZNで映してくれたことはなかったと思っています。DAZNさん本当にありがとう。
いつかパナスタがガンバサポでパンパンになった状態で、みんなでガンバクラップできることを楽しみにしています。
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは キムヨングォン選手 です!
おかえりなさい!頼れるヨングォンさん!どこいってたの!!
最強3CBの一角として、復帰からいきなり大活躍してくれてさすがですね。
今シーズン出場なしにも関わらず、韓国代表に選ばれていたので「大丈夫なん?」と思っていた自分を殴ってやりたいです。笑
守備ではさすがのブロックで確実にピンチを防ぎ、ビルドアップ時は積極的に持ち上がっていって先取点の起点になりました。
試合終了と同時にピッチに倒れこんだヨングォンさんを見ていると、本当にギリギリまで出し切って戦ってくれたんだなあと、サポーターとしてすごく嬉しかったです。
すぐに代表の試合のために離脱しちゃいますが、ケガだけは気を付けて無事帰ってきてください!!
PKのときに、水まいてたのは笑った。
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPのキムヨングォン選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
枠内シュートが少なかったためシュートストップでの見せ場は少なかった。PKはしゃーない。フィードが今日も冴えてたし、「あー危ねえ!!」の声が響き渡ったときは見ていておもしろかったです。
昌子源
初めこそ垣田選手との競り合いに苦労していたけど、さまざまなプレッシャーで最終的には抑え込んでいてさすが。一回やらかしたシーンは気を付けてほしい。
三浦弦太
PKを献上してしまったシーンは三浦ならもっとうまく対応できたと思う。あとスピードタイプのドリブラーとの一対一苦手よね。
井手口陽介
本来の狩人感は徐々にでてきているが、攻撃時の消極的な姿勢(特に中途半端なバックパス)が気になる。
矢島慎也
攻撃のスイッチを入れる縦パスに加え、守備でも効果的なボール奪取を魅せてた。笑顔がいいね。
塚元大
特に前半は積極的に仕掛けていって、若手ながら気持ちでガンバの攻撃を支えてくれていた。守備もよかった。
小野瀬康介
パトへのアシストはさすが。倉田のサポートをもらいながら右の小野瀬が躍動できるとやっぱりガンバの攻撃も乗ってくるね。
倉田秋
地味やけど、倉田のハードワークが攻撃の厚みや前線からの守備にかなり効いていた。好き。
宇佐美貴史
決勝点を決めきるのはさすが。走行距離やスプリントも多く、守備での献身性もあって点も決めるとか最高かよ。
パトリック
先制点を決めきってくれたのがいつも頑張ってくれているパトで本当に良かった。2点目もパトがサボらず競り合ってくれたから宇佐美も決めきれた。
奥野耕平
交代直後の失点は残念やった。個人的には井手口の代わりに先発してほしい。
一美和成
途中出場もしっかり試合に入って頼りになる。前線からの守備もありがとう。
高尾瑠
帰ってきてくれてありがとう!個人的には一番復帰を待っていた!こっから連戦頼みます!
レアンドロペレイラ
正直、途中出場で元気なのに守備をしようしないなら出てほしくない。チーム状況を考えてまずは気持ちを見せてほしい。
まとめ:やっとの勝利!!ここから快進撃の始まりや!
今節は新フォーメーションの3-4-2-1を採用しつつも、今シーズンからの新戦力はほとんど出場なしでした。
昨シーズンのメンバーで、波に乗るための一勝を力づくでもぎ取った形でしょうか。
新戦力もここにうまくフィットしてきたらいいですね。
まだまだ課題はあるものの、ここからの快進撃が期待できそうな戦いぶりでしたね。
そして、ガンバの試合の後にこんなにウキウキするのは久しぶりです。
ここまで本当に苦しかった。
ただ試合後の昌子が言っていたように、”次負けたら意味がない”です。
今節勝ったことをしっかり喜べたら、ここからの快進撃に向けて気持ちを入れなおしましょう!!
今日の独り言
勝った時ってこんなに嬉しかったんやね。笑 大岩監督はよ。