おはようございます、ガンバリーマンです。
約2週間の過酷なACLはガンバとしては残念な結果に終わりました。
ただチーム状況は明らかに良くなっています。
ここからリーグ&カップの過酷な戦いが始まります。
なんといっても中2,3日の真夏の15連戦ですもんね。笑
ACLの悔しさはとりあえずここからの連戦で晴らすしかない!
とにかく厳しい戦いの大事な初戦!アウェイのアビスパ福岡戦を振り返りたいと思います。
暇つぶしにでもお付き合いください。
※両チームに最大限のリスペクトを持っておりますが、敬称を省略させていただくことご了承ください。いち素人の感想として温かく見ていただければ幸いです。
「DAZNの契約してねーや」なんて人はいないと思いますが、万が一いたらもったいない!
ここからのガンバの反撃が観られないなんて…。
もちろんガンバ以外のJリーグ、プロ野球、バスケ、F1、…と盛りだくさんなんでまだの人はぜひ!
やっぱりパトリック!やっぱりパトリック!決めましたー!
試合結果&スタッツ
試合結果 @ベスト電器スタジアム
A福岡 0-1 G大阪
0 前半 0
0 後半 1
得点者:[G大阪]パトリック 85′
試合スタッツ
A福岡 | G大阪 | |
---|---|---|
43% | ボール支配率 | 57% |
12 | シュート | 7 |
2 | オフサイド | 1 |
8 | FK | 15 |
6 | CK | 3 |
0 | PK | 0 |
Y:0 , R:0 | 警告・退場 | Y:0 , R:0 |
スターティングメンバー&交代選手
スターティングメンバー
交代選手
67’ 石津大介⇒金森健志(A福岡)
68’ 宇佐美貴史⇒ウェリントンシウバ(G大阪)
78’ レアンドロペレイラ⇒パトリック(G大阪)
78’ 倉田秋⇒奥野耕平(G大阪)
78’ 矢島慎也⇒一美和成(G大阪)
82’ ジョルディクルークス⇒ジョンマリ(A福岡)
試合トピック 3つ
①大事な15連戦の初戦、松波ガンバの基本3-4-2-1で臨む!
ACLも終わり、ここからはJリーグや天皇杯、ルヴァン杯の戦いが再び始まりました。
そしてなんといっても、夏場で中2,3日での15連戦。
新型コロナの影響で消化できなかった試合を無理やり詰め込んでいるため、かなりハードは日程です。
試合をできることだけで幸せなことだと思います。
ただキツイなー。ガンバの選手たちが怪我なく戦い抜いてくれることを祈ります。
そんな初戦はアウェイのA福岡戦でした。
ACLからの隔離期間中でもあるので、大阪-福岡間の移動はバスみたいですね。
ただでさえ日程はきついのに、移動まで制限された中戦っている選手たちを本当に誇りに思います。
スタメンついて気になるところといえば、倉田と山本のダブルボランチくらいですかね。
ハードワークができる&ボールを前に運べるということから、僕がずっと推している倉田のボランチ採用。
それに加えて、今シーズン出場機会が少なめの山本のスタメン復帰。
ハードワークで動き回るタイプ(倉田)とボールの配球役(山本)といった感じでバランス良さそうですね。
今シーズンのガンバは、ボランチとそれより前線で完全に分断されていることが多かったので、自分でボールを運べたり、積極的に前に顔を出していく倉田のボランチ起用は一つの最適解だと思っています。
あと、倉田の気持ちのこもった熱いプレーが周りに伝播していくことも期待しています。
試合はというと、ボール保持では上回るものの相手のゴールを脅かす機会は少なく、逆にカウンターでピンチを迎える場面も多くやはり難しい展開になりました。
もちろんACL前とは比べものにならないくらい前線の動きだしや連動が増え、特に小野瀬がフリーで受けてからのクロスのシーンが多かったです。
ただ、中のペレイラとはほとんど合わず、またゴール前に人がいたとしてもニアに飛び込む人、フォアで待ち構える人がしっかり共有できておらず、シュートにはほとんどつながりませんでした。
逆にA福岡のクロスは、ほとんどシュートで終わり、ヒガシの神セーブがなければあわや失点というシーンが多かったように思います。
ACL明けでコンディションが苦しい中、”なんとか最後は耐えていた”という印象でしょうか。
②やっぱりパトリック! この実況に尽きる。
先述のようにボールは保持しつつも、随所で攻め込まれる苦しい展開でした。
ここから、運動量の落ちてきた宇佐美に代えてシウバ、チャンスに絡めていなかったペレイラに代えてパトリック、そして奥野&一美の投入で流れを変えに行きました。
両チーム疲れてきた中で、ウェリントンシウバがゴリゴリドリブルで仕掛けてくれるので、大きくアクセントとなり攻撃のリズムも良くなってきました。
そしてやってきた85分。
ウェリントンシウバがドリブル&パトリックとのワンツーで抜けて行こうとしたが、これはうまくいかず。
ただ、相手のDFラインを押し下げることはできたので、そのまま2~3つないで、奥野が早めに中へのクロスを放り込む。
A福岡の選手の頭に当たり軌道が変わって難しいボールを、そのままパトリックがうまくヘディングで合わせて相手のゴール隅へと突き刺しました。
やっぱりパトリック!やっぱりパトリック!決めました〜!
この実況、ほんま好き!
これ以上にピッタリな実況ないわ〜と思って、何回も映像見返しました。笑
これが決勝点となり、”内容はあまり良くなかったもののなぜか勝つ”という最近のいい時のガンバの試合となりました。笑
リードしてからは、AT8分&A福岡の怒涛の攻めにヒヤヒヤしましましたが、結局相手の最後のクオリティにも助けられリードを守り切ることができましたね。
個人的には、リードしている時の試合終盤に見せる昌子の鹿島イズムが大好きです。
今回は、
- 東口がグローリ?にアフターでコンタクトされた際はしっかり強い態度で抗議し、最終的には相手のジョンマリを激昂させATの時間を消費させる
- パトリックに相手コーナー付近でキープして時間を稼ぐように指示する(結局パトリックはできませんでしたが笑)
など、勝利のためならなんでもやるという執念を感じました。
正直、来シーズンは昌子にキャプテンをしてほしいなー!
あと、試合終盤は例え相手に攻め込まれても守りに入らずしっかり攻める姿勢を見せて欲しいです。
宮本ガンバの時は守りに入って結局守りきれずに追いつかれるor勝ち越されるみたいなことがよくありました。
攻撃こそが最大の防御。
この試合終盤でも前掛かりのA福岡に対し、カウンターで大チャンスを迎えることも何回かありました。
結局パトリックがびっくりするくらい足元がおぼつかなかった(笑)ので追加点には結びつきませんでしたが、終盤でも攻める手を緩めないG大阪が見たいです!
③G大阪でのレアンドロペレイラについて考えてみた
戦術パトリックと揶揄されても仕方ないくらい、パトリックのゴールでガンバは勝っています。
昨シーズン15得点と大きく期待されながらも、今シーズンいまだ2ゴールとなかなか思うような活躍はできていないレアンドロペレイラ。
正直ACL前に関しては、そもそもペレイラまでボールが来ない状態で気の毒ではあったのですが、今節はそうとも言い切れませんでした。
クロスボールは供給されてましたし、ペレイラにボールを預けるシーンもありましたしね。
力があることは明白なのに、いまだガンバにフィットしているとはとてもじゃないけど言えないのは何故でしょうか。
- クロスボールに対しての待ち構え方が意思共有されていない
- 倒されたりするとすぐに切り替えられずタラタラ歩き、ゴール前のポジション取りが遅れる
- ボールを預けられても準備ができておらずロストすることが多い
⇨結論:ゴールに結びつけるための準備が不十分であることが多い!(ように、僕は感じてしまいます。)
今節の前半に特に目立ったのが、小野瀬からのクロスボールが入ってもそもそもペレイラがいい位置で競り合えたり、惜しいシュートで終わるなんてことが全くなかったことです。
パトリックであれば、ゴールや枠内シュートにはつながらないものの、しっかりクロスに合わせて競り合うくらいは毎回してくれます。
ただペレイラはそれがない。
クロスが上がってもペレイラとそれ以外のガンバの選手がゴールへの狙いを共有できておらず、ただなんとなく中に入っているだけのシーンが多いように思います。
これは特にペレイラがどんなボールが欲しいのか他のガンバの選手たちと共有できていないことが原因ですかね?
そんなことではやっぱり頼りになるのはパトリックとなってしまいます。
実力はあることは誰もが知っているだけに、本当にもったいないです。
とはいいつつも、宇佐美とパトリックの相性がいいように、ウェリントンシウバとペレイラの相性が良さそうなのでこの両輪でここからのリーグ後半戦、特にペレイラの大爆発に期待します!
G大阪 個人的MVP と 各出場選手評
ガンバリーマンが選ぶ、本日のMVP
本日のガンバ大阪MVPは パトリック選手 です!
本当に頼りになるFWです。
簡単なシュートはよく外すけど、難しいシュートはとにかく決める。笑
なので、パトリックのゴールはいつも豪快でスカッとするので大好きです。
今節のゴールも直前で相手が触って軌道が変わる難しいボールだったと思いますが、見事ゴールの隅へ流し込んでくれました。
赤ちゃん抱っこしてたけど、叫んでもうたよね。笑
また、ゴールが決まらない時も献身的な守備でいつも貢献してくれて、本当に助かっています。
試合終盤の追加点のチャンスでは足元おぼつかなすぎて、ゴールに結びつきませんでしたがそれもご愛嬌。
これからもゴール量産、頼みます!
ガンバリーマンによる、各出場選手評
MVPのパトリック選手以外の選手について、さらっとコメントします!
東口順昭
キックは不調であったものの、セービングに関しては圧巻でした。ヒガシのおかげで勝てた。
キムヨングォン
時折魅せるボールの持ち運びはやっぱりさすが。ヨングォンが出たリーグ戦は全勝?
昌子源
リスクを冒してでも鋭い読みで志知を潰したシーン、リードしている時の時間の潰し方はさすが。頼りになる。
三浦弦太
昔は1試合に一回はポカをしていたのがほぼなくなって、守備も頼もしい限り。あとはキャプテンらしい強気の姿勢が見たい!
黒川圭介
良かった時の強気の仕掛けが減っている印象。藤春&福田不在の今、ガンガン活躍して欲しい。
倉田秋
後ろと前の繋ぎ役として、ボール運びで効いていた。倉田キャプテンも好き。
山本悠樹
随所で山本らしい、チャンスを作り出すパスが光っていただけに、しょーもないロストが多いのが残念。飄々としていてボールロストするのはダメです。
小野瀬康介
スタミナおばけすぎ。笑 クロスも正確で、チャンスメイク多数でやっぱりなくてはならない存在。
宇佐美貴史
流石に連戦の疲労が見えた。ボレーシュートはまじで惜しかった。毎回いいシュートは打てているのであとは決めるだけ。
矢島慎也
時には下がりながらリズムを作っていた。小野瀬との右サイドの崩しは期待感がある。
レアンドロペレイラ
周囲の選手たちとの狙いの共有がまだまだなのかな?それさえOKならゴール量産してくれるはず!
ウェリントンシウバ
やっぱりシウバの仕掛けはタメも作れて、怖さがある。どうせならペレイラとセットで長い時間みたい。
奥野耕平
奥野が奪ってのカウンターも今のガンバの大きな武器。パトリックへのアシストクロスは本当に良かった!
一美和成
惜しいシーンもひとつあった。パト&ペレイラに負けず、得点で存在感を出して欲しい!
まとめ:疲労もあるなか、結果を残した!夏場の15連戦を好スタート!
ACLから帰ってきて疲れが残る & ケガ人も多い という苦しい状況の中、無事アウェイで勝点3をとることができました。
内容としては、なかなか満足のいくものではなかったかもしれませんが、今の状況では特に結果が大切です。
どんなに苦しい試合展開でも、終わった時に勝っていればそれでいい。
ここから、休息充分の相手との15連戦が始まってしまいました。
まずは降格圏からの脱出。
そしてひとつでも上の順位へ上がることを目標に、サポーターも全力で支えていきます!
怪我なくこの厳しい状況を乗り越えられることを信じて、今日はこれくらいにしたいと思います!
ありがとうございました!
今日の独り言
すぐに笛を吹かれないってだけでストレスフリー。ACLの審判はなんやったんや。笑